[2015.11.1]GLIM SPANKY Live At 静岡理工科大学 大学祭
GLIM SPANKY
今年のフジロックに出演し、Red Marqueeのトップバッターながら観客を大いに沸かせていたこのバンドが近場にある静岡理工科大で学園祭ライブをするというので行かないわけがない
序盤だったので、ぼっーとスマホをいじりながら見ていたんだけど、「んっ?今なんかカッコよかったよね」などと一緒に見ていた友人に話したのを覚えている笑
一番の特徴はやはりボーカルの松尾レミのハスキーで力強い歌声だと思う。
スズキのCMでジャニス・ジョプリンのMove Overをカバーしているけど、知らない人にこの曲を聴かせたら大抵「あっ聞いたことがある!」って反応が返ってくる。
と前置きが長くなったが、いざ車を1時間弱走らせて理工科大学まで。
エコパの近くにあるのは知っていたが、初めて入った。本当にど田舎。他に何もない!笑
ライブの客層はというと、学園祭ライブなのに学生よりも普段からライブに行っているだろう音楽好きなオジさんたちの方が目立っていた。笑
音楽性がオールドロックをルーツとしているところがあるので、若い人から50代のオッさんまで幅広い人に受け入れられるのだろう。
ライブがスタートし、私のGLIM SPANKY初体験が始まる。
予習段階ではあんまり気づいていなかったけど、GLIM SPANKY、ギターも相当かっこ良い。
歌へのギターリフを乗せ方が非常に好みである。
ライブを見て音源のまた違った良さに気づくこともあるからやっぱりライブには行かなければならないなと感じる。
ライブ序盤は初ライブということもあり、様子見なところもあったが中盤以降はもう体がどんどん乗ってきた。
途中まで松尾レミのMCが少なかったり、新曲のNEXT ONEの説明をギターの亀本に任せて、最後に「…という曲です。聴いてください」みたいな感じだったので、あんまり喋るのが好きじゃないのかなどと思っていたが、
ライブの終盤、自身の音楽活動の動機や「子供に夢を諦めろという大人は悲しい」と言った話を力強く語っていて、そのとき「人に伝える」ことを大事にしているんだなというのを感じた。
表現者にとってはとても大事なことだ。
思わず聞き入ってしまった。
最後は「大人になったら」で1時間のライブはあっという間に終了。
ライブやライブ後のインタビューで感じたが、音楽性とは違って、メンバーの2人はとても明るくて気さくな人たちだった。
特にギターの亀本さんの言動から絶対面白い人だと思った!笑
今回は無料ライブだったが、次はぜひともお金を払ってみたいと思わせてくれる素晴らしいバンドであった。