My Own Life Is Rubbish

主にライブレビューや音楽のことについてのブログです。

[2018.5.17]Loyle Carner at Shibuya WWW

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わーい!去年本当によくYesterday's Goneを聴いていたので、来日したら絶対に行こうと決めていたLoyle Carnerの公演。渋谷WWWに来たのはNoname以来(WWW Xの方)。WWWは段差があってどの場所でも見やすい感じなのでしょうか。自分は300番台だったけど前方4,5列目くらいか見れました!WWWって音楽好きのハコって感じがして好きです。

 

定刻より20分遅れてDJが登場。後々気づいたけど彼はLoyleのアルバムにも参加しているProducer/DJのRebel Kleffだった。Hip-hopのセットリストにソウル・ミュージックを混ぜてて良かったな〜。

20時を過ぎる頃にサッカー日本代表のユニフォーム(98年?)に身を包んだLoyle Carnerが登場!彼本当にサッカーが好きで、YouTubeで見た動画でもユニフォーム姿でスポーツタオルを振り回してますw

 

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色々な情報源よりロイルは本当に好青年でラッパーとしてのダーティーなイメージ(があるのなんて日本ぐらいじゃないかな…?)が全くないのは知っていたけど、実際に見て観ると一眼でわかる爽やかさ・絶対良い人感で溢れていた💫

アルバム一枚だけの新人、それもソールドアウト・ショーということもあって会場内に集まったのは信頼できる音楽好きLoyle Carnerの音楽が大好きな人たちという具合で、最高の歓迎ムードが整えられていた。

ロイルもそんな雰囲気の中、大変伸び伸びとできたのではないかと思う。その明るい性格とは対照的にクールなキレッキレなフロウを炸裂させていて、音源から受ける“メロウ”な印象とは良い意味で異なった熱量を感じた。また曲間をラップで繋ぎ、これぞ本当のMCという感じ。

どの曲も大好きで、常にハイライトという感じだったのだけれど、やはり一際凄かったのがラストのNo CD。コール・アンド・レスポンスも完璧で、Hip-hopでありながらRockで感じるようなダイナミズムを感じた瞬間でもあった。(作風だけをみればUK感はないけれど、こういう曲を聞くと、ああイギリス人っぽいなって思う。)照明の効果でステージがコマ送りに映ったシーンが本日のハイ・ハイライト。新人のライブ史上最高のライブだったと記憶してます。本当に凄かった!

 

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退場後には普段は絶対にやらないというアンコールを披露。曲はないから即興のポエット。意味は理解できたようなできなかったようなという感じだけど、そんな彼にとってエキゾチックな環境だったからこそ今回のような感動が生まれたライブなのではないかとも思う。きっと日本に良い印象を持ってくれた。再来日は近いと思う。

最後に綺麗なオフィシャルの写真もどうぞ。

 

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