音楽ストリーミング・サービスに思うあれこれ
今年も残すこと1ヶ月となり、あらゆる音楽雑誌でAlbum of the yearが発表されているように、今年を振り返る時期になりましたね。
ここで私も少し今年の音楽に関することで大きなことは何かと考えてみたら、やはりApple MusicやLINE MUSICに代表されるような音楽のストリーミング・サービスがここ日本でも本格的に始まってきたということが一つの挙げられると思います。
私はApple Musicが始まった当初は、たくさんの曲が聴き放題!という嬉しさよりも、むしろ「こんな余計なことをしなくていいのに…」というようなショックのほうが大きかった気がします。
私は好きなアーティストが新譜を出せば、必ず買うようにしているし、TSUTAYAなどでレンタルしたCDも気に入れば、お金に余裕があるときは物体として欲しくなるような人なんです。
(まずここでCD購入派と音源ダウンロード派に分かれると思いますが…)
そんな性格なので、Apple Musicの新譜も発売日に聴けること(洋楽は基本的にリリースから1年後にレンタル開始)や新旧の膨大な数の音楽が聴き放題という便利なストリーミングサービスは、私にとっては、今まで大切に使われていたのに中学校に入学した途端シャープペンシルに取って代わられた鉛筆と似たような気持ちになってしまうのです。
音楽への愛を示す形として、1番分かりやすいことはお金をかけること(つまりCDを買ったり、ライブへ行くこと)だと思います。
もちろんお金をかけることが音楽がどれほど好きかには比例しないし、それだけが音楽への愛を示す手段であると言っているわけではありません。
しかし、ストリーミング・サービスによって聞く音楽とCDを買って取り込んで聞く音楽では同じ音楽でも思い入れというのは変わってくるような気がします。(え…変わるよね?!?!)
ストリーミング・サービスというのは便利な側面、音楽というものが消耗品として消費されるような危険性もあると思うのです。大事なのは自分がどう聴くかなのですが。
とここまで、否定的なことばかり書いてきましたが、無理やり良い面も考えます。
Apple Musicを例にとると、月額980円、1年間使い続ければ約12,000円にもなります。
CDが2500円ぐらいだとすると、年間に5枚ぐらい買うぐらい音楽業界には貢献しているのです。
今の時代、年間にCDを5枚以上買う人って自分の周りにそう多くはないような気もします。
またアーティストにとってもより自分の音楽を多くの人に聴いてもらえる機会が増えるわけです。
そもそも、こうしたストリーミング・サービスが始まったのも、元を考えればYouTubeなどで音源などいくらでも溢れている状態があったからです。
お金を出してまで音楽を聴かないって人が増えたので、それならばほぼ無料に近い感じで音楽を提供しようという流れになるのは必然な気がします。(アーティストにとっても今はCDで稼ぐ時代ではなくライブなどで稼ぐ時代ですから。)
ではYouTubeよりもApple Musicが優れている点は何か。
例えば、Apple Musicは「❤︎For You」という機能があり、自分のプレイリストのデータから、好みに合わせて自分の知らない新たなアーティストの曲を含んだプレイリストを提案したり、初めて聴くアーティストのときに何から聴けばいいのか?というときに「はじめての◯◯」というプレイリストをすぐ見つけることができます。(これが結構便利!)
とまあ自分も最初に色々と言いつつも、実際にApple Musicを利用しているし、意外とApple Musicを楽しんじゃっている部分も多いです。笑
Apple Musicを使い始めて良かったことは、「気になるアーティストの新譜が聴ける。」
これが自分にとっては全てです。
以前まで、気になっていても買うほどではないかなというアーティストは1年後にレンタルが開始するまで聴けずにいることも多かったのですが、今では発売日に聴くことができます。
しかし、結局好きなアーティストの新譜が出たらCDを買っちゃうからお金はよりかかってしまうのですね。笑
これから新人とかのデビューアルバムを買うことは減るんだろうな~という感じです。
(もちろん良い作品はいずれCDとして欲しいという気持ちはある。笑)
私にとって、音楽のストリーミング・サービスというものの結論を申しますと、
「無ければ良かったことには越さないけど、便利だから使う!!!!」
です!
p.s.
実際周りの友人にストリーミング・サービスのことを尋ねても「それ便利なんですか~?」とかそもそも知らない人も多くて、自分だけが勝手に盛り上がってる問題ではあったのですが。。。笑
[2015.11.1]GLIM SPANKY Live At 静岡理工科大学 大学祭
[2015.9.20]ULTRA JAPAN Day2
- 19:30~ MAIN STAGE Skrillex
[2015.8.16]SUMMER SONIC 2015 Day2
- 10:00~ RAINBOW STAGE 水曜日のカンパネラ(Opening Act)
- 12:05~ RAINBOW STAGE Misterwives
- 13:25~ SONIC STAGE Sheppard
- 16:15~ MARINE STAGE ZEDD
- 20:40~ MOUNTAIN STAGE D'angelo And The Vanguard
[2015.8.15]SUMMER SONIC 2015 Day1
- 11:20~ SONIC STAGE Wolf Alice
- 13:40~ SONIC STAGE Circa Waves
- 14:55~ SONIC STAGE Palma Violets
- 17:45~ MARINE STAGE Ariana Grande
- 19:25~ MARINE STAGE The Chemical Brothers
- 0:30~ SONIC STAGE Thom Yorke Tomorrow's Modern Boxes
[2015.8.14]SONIC MANIA 2015
- 22:20~ SONIC WAVE Madeon
- 23:20~ CRYSTAL MOUNTAIN Marilyn Manson
- 23:55~ SONIC WAVE Porter Robinson
- 1:00~ CRYSTAL MOUNTAIN The Prodigy
サマソニ2015
先日SONIC MANIA 2015・SUMMER SONIC 2015に行ってきました。サマソニはもう大学入ってから3年連続ですね。
もう2週間前ほどになるけど、手元にあるメモを見ながらレポートをします。
今回はソニマニ+サマソニ2日間参加することと、去年宿泊場所に困ってそこらへんの芝生で寝ることとなった(ポリスマンに怒られた)という反省を踏まえて、手ぶらでキャンプ(シーサイドヴィレッジキャンプ)をすることにしました。
朝食券2日分ついて4人で3万を割ることを考えたら1日2500円!!!だったらホテルに宿泊するよりも安いかな。
蒸し暑いし、男四人だとテントは狭いし、とても快適とは言えないけど、キャンプすると3日間フェスという空間から現実に切り離される感じもないので良いですよ。当たり前だけど会場からも近いし。
今回は見たいアクトがびっしりと詰まっていたのでキャンプらしいことできなかったけど、次機会があればバーベキューとかもしたいですね。
前置きはこの辺にして、サマソニについて簡単に説明すると、日本唯一の大規模の都市型フェスティバルとして東京会場は幕張メッセとQVCマリンフィールドで行われ、かれこれ15年目を迎える洋楽邦楽フェスティバルであーる!!!
って説明は不要ですね。
東京と大阪で出演者を入れ替えっこするっていうのはイギリスのレディング・リーズフェスティバルを習ったものです。(フジロックはグラストンベリーフェスティバルを例にした。)
今年のヘッドライナーはソニックマニアがThe Prodigy、サマーソニックがThe Chemical Brothers、Pharrell Williams
今年のサマソニが今までと大きく違うところはファレルに加え、今や世界のポップ・アイコンであるAriana Grandeとかに代表されるように非常にポップアクトが充実し、EDMシーンを代表するアーティストであるZeddやMadeonがメインステージであるマリンステージに出演したことなどが挙げられると思う。
さらに!!!!
深夜のmidnight sonicがHostess Club Weekenderを企画するHostess EntertainmentとコラボしてHostess Club All-Nighterという新たな試みがあって、さらにThom Yorkeまで出演しちゃう!!!!っていうから今回のサマソニは過去2年と比べてかな~り楽しみにしていたのだった。
個人的にはフェスには超見たいやつが1組でもいれば行っちゃうので、第一弾でケミカルが発表された時点でサマソニ行くことは決まってしまったようなものだけど(サマソニにケミカルは超意外!!!)、やっぱりより見たいものがたくさんあったほうが気持ちが高ぶりますね。
フレッシュな新人勢から普段なら絶対見る機会のないようなポップスターなどを見られるのはサマソニの良いところだと思います。
都会の端っこの超人工物な会場でやるので、自然の中で~とか良いロケーションで~とかはサマソニにはあまりないかもしれないけど、良いライブがたくさんあることが良いフェスの条件だからね!!!
ってまとめみたいになってしまった。
次からライブのレポートを!(つづく)