My Own Life Is Rubbish

主にライブレビューや音楽のことについてのブログです。

[2019.4.20]Ti Amo Tokyo Phoenix @ Shibuya Stream Hall

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Phoenixが来日!昨年も同じ時期に来日公演があったけど、今回はキャパ700人ほどのライブハウスで観られるTi Amo Tokyoというより特別感があるイベントなのだ。

実はこのTi Amo ◯◯は、昨年からParisやNYC, LA, Mexico Cityなどで行われている“スペシャルな夜を”と題して、少し小さな会場で3~5日間開催されるコンセプト強めのライブシリーズで、国際音楽祭『SOMEWHERE,』の一環として、Tokyoに上陸した形。

信頼が薄いプロモーターが招聘ということで、色々と不安の声もあったけど、始まってさえしまえばいつも通りのライブで、むしろ今回の方がイベントの特性上アーティスト色の強い素敵なイベントかもしれない。

 

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会場には大きなフラッグが掲げられていた。


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PhoenixがセレクトしたSake Collectionの展示、販売も。


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ライブはいつも通り素晴らしく、もうベテランの域に入っているので、リラックスしているような感じもある。音源だけ聞くと、ダンサンブルで小気味好いカッティング・ギターの印象が強く、所謂おしゃれな感じで括られがちなんだけど、ライブはキメのところでめちゃくちゃロック!これはサポート・ドラマーの活躍も大きいんだと思うんだと思うけど、ライブの要所を押さえてバンドのダイナミックさも体現している。さすがコーチェラのヘッドライナーも務めたこともあるインディー・ロック・バンドですよ!


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終電が近いので、出口付近にいたら、Telefono Thomasが近くにいた!今回のライブは本当にコンセプトも照明も素晴らしかった!Phoenixは今後もずっと好きなバンド!

MY ALBUM OF THE YEAR 2018

2018年の自分が聴いていた音楽を振り返る。一昨年ぐらいまでは気に入ったアルバムを10枚挙げたらその年の自分が聴いていた音楽を振り返るには十分だと思えていた。ただ去年ぐらいから、それだけだと非常に物足りなくなってきたという心境の変化があった。

それってどう考えてもストリーミング・カルチャーが自分の中に染み込んできたという理由以外に見当たらない。Apple Musicが日本にローンチされた2015年7月から早3年、当時はめちゃくちゃストリーミング・サービスに消極的だった自分。

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好きなアーティストのCDをいちいち買っていた当時の自分はとてつもなく自分が否定された気分になっていた。余計なことをしなくて良いのに。。。と思っていた。でもそれって結局、他人と比べて音楽にお金をかけている自分に優位性を見出しているだけで、本当にしょうもない考えだって思えるようになった。今では世界中の人がDrake聴けば良いと思っている。世界のポップ・スターを受容できない方が問題だ!って思えるようになった。(変わったな自分。)

 

SpotifyApple Musicが世界の主流になってきて、これからの時代はプレイリスト文化になっていくかもしれない。海外、特にアメリカでは既にそんな感じになっている気がする。日本だと星野源・米津玄師みたいな現代のスーパー・スターがストリーミングを解禁していないから、そうはならないのかもしれないけど。今年Mr. Childrenがストリーミングを解禁したのが話題になった。現状の日本の音楽業界のストリーミング・サービスに対する考え方っていうのが非常に慎重で、売れ切ったアーティストが新たなファン層を獲得するための最後の最後の切り札って感じがする。成熟期を迎えつつあるRADWIMPSとかもストリーミング解禁はベストアルバムのみという具合。

環境が人を変えるように、音楽の聴き方のフォーマットの変化って音楽自体を変える可能性を秘めている。ストリーミングが主流になってからイントロがやけに短くなったとか、やけに収録曲が多いアルバムが増えたりとか。良いか悪いかは置いといて、自分は変化が好きな人間なので、個人的には現在の日本の音楽業界って変化に対応するのが遅いな〜と感じている。でもねシティ・ポップを始めとする若いアーティストたちはみんなサブスク解禁してるわよ〜という明るい兆しも勝手に感じている。歴の長いアーティストだって、曽我部さんとかめちゃくちゃ意欲的ですごいんだぞ。

 

凄い個人的な話になるけど、自分の過去を振り返ってみると、小学生・中学生のときは、テレビを見ていて流れるCMソング・ドラマの主題歌を1枚のCDにまとめてクラスの子に配っているような子だった。そんな自分からすると、Spotifyで事あるごとにプレイリストを作っているのって、原点回帰しているような気分になっているの。レペゼン・ミーハーな自分!!!

 

そろそろ2018年の自分の音楽体験を振り返りたいと思います。昨年アメリカでHip-hop/R&Bが初めて最も売れているジャンルとなったが、今年になってやっとHip-hopが自分の好きな音楽ジャンルとして落としこめるようになった実感がある。以前からKanye Westとかはちょくちょく聴いていたけれど、Kendrick Lamarの『To Pimp A Butterfly』をきっかけに徐々にHip-hopの抵抗感をなくしていった自分からすると、今年になって初めて今まで好きだったRock、Electronicと同列になった気がする。というわけでこれから挙げる曲に随分ラップ・ミュージックが増えました。(でもどうしたって自分はヘッズにはならない気もしている。)

あともう一つ、先ほど名前を挙げていたDrake。例に漏れず自分もめちゃくちゃ聴いていたんだけど、実際聴いているのはIn My Feelings, God's Plan, Nice For Whatだけなので、『Scorpion』をアルバムとして評価はできない!っていう実情もあったりして。25曲も多くて聴いていられない!という。当然My Album Of The Year 2018の中にDrakeは含まれていないわけだけど、それだと今年の自分のフィーリングを伝えられないので、今年はSpotifyのプレイリストのリンクを貼ることにします。

 

open.spotify.com

 

プレイリストにまとめてみると、世間的に話題になったこと+フェスやライブで自分が体験したことがMIXされて、「あぁ、こんな一年だったな。」という実感が得られる。

今年の初頭はプロモーション来日も相まってカミラ・カベロのイメージが強い。Havana自体は昨年の曲だけど今年を代表する曲の一つと言えると思う。当時やっていたバイト先のおばさんも彼女のことを知っていたし、Uptown Funk, Shape of You以来ぐらいの洋楽のヒット曲だったんじゃないかな。海外ではTaylor Swiftのスタジアム・ツアーにCharli XCXと共に帯同していたのだけど、なぜ日本にはカミラ・カベロは来なかったのだろう〜。

 

春先にかけては自分がずっと好きなジャック・ホワイトやジュリアン・カサブランカスのVoidzの新作などが続いて、Rockの方への自分が揺り戻しが起こるかな?と少し期待もしていたけど、作品はまずまずという感じでそうはならなかったな〜という思いも。そんな中Arctic Monkeysは流石でした!

 

今年は何と言ってもフェスのブッキングが素晴らしかった!フジにはKendrick Lamar、サマソニはChance The Rapperという今をときめくラッパーが出演。それぞれ大きなインパクトを残した。今まではどうしても“ロック”・フェスという一面が強かった音楽フェスが完全に新時代に突入していくのを体感したような気分。

ただ他のラッパーと比べて、Kendrick LamarもChance The Rapperもどこかアウトローというか意識が高い系というか責任感が強くてスーパー・マン過ぎる感じがしていて。MigosやA$AP Rockyみたいな自分がクールでいることが一番大事!みたいな人たちの来日公演は結局ポシャんしちゃったなという振り返り方もできる。まだまだHip-hopが日本に根付くには大きなハードルがある気がする。

それはそうと、来年のスーパー・マン枠としてはChildish Gambinoの来日を期待したい。This Is Americaもふわっと流行りかけたしね。

 

今年の個人的MVPはClairoを挙げたいと思う。昨年下記のPretty GirlのMVを公開するやいなやに大反響を呼び大ヒット。あっけらかんでキュートでローファイでとにかく最高。彼女まだ二十歳で、けだるそうでちょっぴり生意気感もあって良い。今年EPも出し、来年以降世界中のフェスに出演したりして今後も人気は拡大していくような気がする。要注目!(追記:2018/12/21 初来日公演が発表。うぅ〜行きたい行けない😢)

youtu.be

 

以上ハイパーメディアクリエイターヒラショーが送る2018年の音楽の雑感でした。

ここからが本題です。ALBUM OF THE YEAR 2018。散々プレイリスト文化だ!なんて言ってたけど、印象の残ったアルバムはそれなりにあるわけです。俺の伝説ベストテン!レッツゴー!

 

 

第10位 MGMT - 『Little Dark Age』

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カムバック!みんなが大好きなMGMT

Netflixの『Stranger Things』を見ていたときに無性にMGMTのKidsが聴きたくなったことがあった。一度聴いたら忘れられないあのシンセサイザーのリフや作品の時代背景、子供達の頑張るシーンと曲が重なったからであろうか。そんなKidsも収録されている『Oracular Spectacular』から10年、今作はMGMTも一周回ってみんなが好きなMGMT像を自分たちとしても好きになることができたんじゃないかな。

彼らにとっては、1stアルバムが爆発的に売れてしまったことで、難しい時間を過ごしているという感覚が強かったのではないかと予想できる。バンドのアイデンティティーとは異なる曲がヒットしまったことで、ファンが期待するバンド像と自分たちがやりたい音楽像のミスマッチが起こってしまっていたことは正直否めない。(初期の頃なんかKidsだけカラオケver. でライブをやっていたというひねくれ具合w)

そういう事情を知っているからこそ、今作のファンとの繋がりを求めたような作品はなんだか感慨深い。She works Out Too Muchは今年よく再生した曲の一つ。近未来って感じがして良い。断腸の、断腸の想いでフジロックのライブを諦めたので一刻もは早く再来日してね。

 

 

第9位 Snail Mail - 『Lush
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聴けば聴くほどに深く染み入る2018年No.1オルタナアルバム。

シンガーソングライターSnail Mailことリンジー・ジョーダンはアルバム発表当時はまだ18歳!とその若さも要因となって、90'sオルタナファンから異様に持ち上げられている感も若干あるのだけど、アルバムを最後までじっくりと聴くとその理由もなんとなく分かるような気がしてくる。

正直言うと、このアルバムが発売された当初、話題になっていたから聴いたけれども、自分には良さが分からないなと一度は切り捨てたアルバムだった。すっかり自分はメイン・ストリームを追っかけるようになっていたし、一部のインディー・ロック好きが騒いでいるだけでしょ?みたいなテンションだったと記憶している。そうだったはずなのに、今作としっかりと向き合うきっかけをくれたのは紛れもなく朝霧JAM'18の出演に他ならない。最初はわずかな義務感を感じながら聴いていたけれども、何度も聴いていくうちに本当に好きな作品に変わっていった。ローファイなサウンドをリンジーの伸びやかな声が突き抜けていく感じが心地よい。この経験を通じて、やっぱりライブとかフェスとか、ちゃんと現場に行かないと見過ごしてしまう現象ってあるんだろうな〜ということを再確認できたかも。

また実際に彼女のライブを生で見たり、Instagramから感じるリンジー・ジョーダンは非常に強かであるということ。オタク男子を従えてツアーを回る姿だとか、ライブのアンコール・パートで一人ステージに立ち、堂々とカバー曲を演ってみせたりする姿を見てそう思った。女の子って本当に強いって思った。全然音楽性のことについては語っていないけれど、確かにこの作品には2018年を生きる10代の女の子のリアルがあるって感じることができたの!だからベスト10には入れたくなった!

 

 

第8位 J. Cole - 『KOD』
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現在ケンドリック・ラマーと並んで最高にクールで知的なラッパーJ. Coleが送る多方面へ警鐘を鳴らす渋カッコイイ5thアルバム

このJ. Coleというラッパー、英米のフェスではヘッドライナー、20,000規模のアリーナツアーを行なっているという非常に有名な人物なのですが、恥ずかしながら今回のアルバムを通じて初めてその存在を知りました。

タイトルの『KOD』は、“Kids On Drugs”, “King Overdosed”, “Kill Our Demons”という3通りの意味が込められているそうで、アメリカで最も人気な音楽ジャンルとなったHip-hopの世界においてはびこるドラッグのイシュー、SNSの普及により露わに人間の危うさ・異様さを、痛烈な批判とは言わずとも、俯瞰的な視線を持ってラップしている。30代も中盤に差し掛かるという、ラッパーとしては決して若くない年齢になるにつれ、自分自身の立場を理解した上で多少なりとも責任感というのを感じていたのかもしれない。

このように、しっかりと作品を調べていくと非常にメッセージ性の強い社会的な作品だとも感じるのだが、惹かれた理由としては、そのトラックのかっこよさだったり、ラップスキルの高さにエキサイトさせられたという単純な理由に過ぎない。表題曲のKODはこの一年本当によく聴いた。今回のアルバムをきっかけに世界中に多くいるJ. Coleのファンの一員になったんだという、個人的には彼との馴れ初めの作品となるだろう。

 

 

第7位 Ariana Grande - 『Sweetener』
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ポップ・スターとして一皮も二皮もむけたアリアナ・グランデの強い決意

自分が半分有名人を観たいな!という気分でライブを観たサマーソニック2015から3年。3年というと、もっと昔のことのようにも感じるし、わずか3年という気もする。この間に彼女の人生を大きく変えてしまった出来事があったこと。このことは今作を語る上でも外すことができないトピックの一つだろう。

2017年5月マンチェスターで起きた悲劇について考えると現在も胸が痛くなる。ライブによく行く者として、公演終了後というタイミングはなんともおぞましいし、彼女のメインのファン層を考えると尚更だ。彼女の気持ちを考えると、その後の活動を全て白紙にしたとしても彼女を責める人は誰一人いないだろう。それぐらい大きな出来事だった。しかし、彼女は直後からアクションを続けた。2週間足らずで、マンチェスターでのチャリティ・コンサート『One Love Manchester』を実現させ、テロに屈しない強い姿勢を示し続けた。事件後初のアルバム『Sweetener』はこれまでリリースされたどの作品よりも、“愛”で溢れた作品となっている。

全15曲中7曲がPharrell Williamsのプロデュースと、今作はサウンド面でも過去作とは大きな変化があった。何と言っても、ファレル・プロデュースというのが個人的に作品にのめりこむ直接的なきっかけになったと思う。N.E.R.DのLemonの延長線上にあるようなthe light is coming (feat. Nicki Minaj)、BPM80のベッドルーム・ポップとしても最適なR.E.M、表題曲でもあり最も口ずさみたくなるSweetener。ファレル以外にも流石はMax Martin Popとも言うべき、今作を作るにあたって根底にあるであろう思いを歌ったno tears left to cry。「流す涙などもうない」というのはあまりにも強く響いた。

 

アルバム発表後、さらに大きな話題となったのが、シングル曲のthank u, next。色んな過去があったけど、次に進まなきゃ。というとてもあっけらからんでシンプルな強いメッセージ。最近行き過ぎたMeTooなんかもあるけれども、彼女の場合はとても自然体。フェミを前面に押し出すようなことはしないし、女性としてフラットな立場で思いを表現しているように感じる。作品以外に逐一メンションも重要視される現代社会でとても上手に立ち回っているアーティストだと思います。

 

 

第6位 The 1975 - 『A Brief Inquiry Into Online Relationships』f:id:shonvers_inc:20181204054522p:image

分かるよ。インディー・ロックが好きなやつのテンションってこうだよな。

前作に大分ぶちのめされたがあるので、The 1975のポテンシャルを考えれば、今作の批評的成功はまあ、そうでしょ!という実感を持つことができる。『OK Computer』のような3rdアルバムを作りたいと意気込んで作られた『A Brief Inquiry Into Online Relationships』。毎度のことの長い、いじられかねないタイトルを付けるのには笑っちゃうけど、本当にクオリティが高い。Radioheadを例に出すところとか、2010年代を代表するイギリスのロックバンドになるという発言からも、ちゃんとUK音楽史の系譜を意識していることが分かる。非常にスマートなバンドというのはもう改めて確認することでもないのかもしれない。

エレクトロとアコースティックの要素が混じり合い、かつ全体のテンション的には若干暗い。でも暗くなり過ぎないというのが絶妙なバランス。Sincerity Is Scaryみたいな全方位に向けたポップ・ソングを中盤に配置するのも憎たらしい。ちなみにこの曲のMVが今年一番かもしれないくらいのフェイバリット。フロントマンのMatthew Healryの人物像が分かるような気がする素敵なMV。

The 1975 - Sincerity Is Scary (Official Video) - YouTube

来年には早くも4thアルバムのリリースが発表されており、今作とは全く違った装いのアルバムになるらしい。どのような感じで我々の期待を裏切ってくれるのか早くも楽しみ!

 

 

第5位 Young Fathers - 『Cocoa Sugar』
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唯一無二の不穏で刺激的なサウンド

スコットランドエディンバラ出身のヒップホップ・クルーYoung Fathersの3rdアルバム。昨年のマッシヴ・アタックのサポートで初来日を果たしており、個人的にはかなりの傑作だと思ったけど、意外と世間では騒がれなかったなという印象。

Young Fathersのことをヒップホップ・クルーと表現する違和感があって、実際にはバンドっぽい感じもあるし、ポップ・グループ的要素?もあったりする。基本的には3MCスタイルなのかな。

彼らの曲はいつもコンパクトで、今作でも曲のほとんどが3分くらいの尺なので、14曲あってもアルバム自体は40分で終わってしまう。その中にエモーショナルな情感がぎっしりと詰め込まれている。音楽的にもゴスペルやアフロ・ビートなど様々な要素がインクルードされていて非常にジャンルレスなサウンド。今作において特に影響源はないとインタビューなどで発言している通り、なにか一つにインスパイヤーされた作品には思えないし、彼らに元々インプットされている情報がとてつもないんだろうな。

リスナーから見ると、Young Fathersはかなりアングラなグループとして捉えてしまうんだけど、彼らが常に意識しているのはポップ・ミュージックの領域。そこといつも戦っているからこそ、彼らの音楽はいつもエッジィでエキサイティングなんだと思う。

ライブ・パフォーマンスもどうやら凄そうで、フジロックサマソニなどの出演があれば間違いなく大きな話題をさらっていくような気がする。ライブが見たいな!

 

 

第4位 Disclosure - 『Ultimatum + Moonlight (EP)』
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活動休止から大復活!今年No.1のダンス・ミュージック!

本来ならば、ALBUM OF THE YEARなので、アルバムのみを選定しなければならないんだけど、今年シェアされたDisclosureのシングルがどれも最高だったのでズバリランクイン!!!(一応Ultimatum以降のシングルがMoonlight EPとしてアナログ発売されたのでマイルールを適用してランクインは可能😆)

Ultimatumを初めて聴いたときを感想としては、これほど分かりやすいダンス・ミュージックのカタルシスを表現していて、かつ一筋縄ではいかない、今まで聞いたことがないようなサウンドデザインが成されている曲はないなという。これはマリ出身の女性アーティストFatoumata Diawaraのフィーチャーがバシッと決まっているからであろう。近年英国を中心にアフロ・ビートを取り入れたサウンドに流行りの兆しが見えているけれど、Ultimatumはそういった流れも汲んだスーパー・エレクトロ・ミューーージック!来年発売されるであろうDisclosureの3rdアルバムが楽しみでならない。

これは予想だけれど、Ultimatum後にリリースされたシングル群はアルバムには含まれないんじゃないかな。(たぶんアフロ・ビート寄りなテイストで行くはず。)でもこれらが本当に大好きなの。ディープ・ハウスな趣を持っていて、尚且つキャッチーなサンプリング使い。今年はDisclosureの曲でたくさん踊ったな。

 

 

第3位 Kali Uchis - 『Isolation』
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Kali Uchisに夢うつつ😴

コロンビア出身の、現在はLAに拠点を置くR&Bシンガー。昨年からずっと注目していたが、今年満を持してのメジャー1stアルバムがリリース。今年初めにリリースされたAfter The Stormが今年のベストシングル!というくらいお気に入りだったので、めちゃくちゃ期待度は高かったのだけれど、それを十二分に応える名作だった!

本作のプロデュースには今を時めくSteve LacyやKevin Parker、Damon Albarnなど名だたるメンバーが加わっており、そのため全体的にインディー・ロックの影響が強く出ている。元々のドリーミーで心地良い歌声にプラスして、音像が旧作よりもタイトに、そしてサイケ感が強くなったように感じる。音楽性の幅が広がったことにより、R&Bリスナー以外にもRockリスナーにとっても耳馴染みが良い作品となっている。

またKali Uchisはビジュアルもインパクトが強いので、より一層印象に残りやすいかもしれない。フジで見た彼女はまるでマーメイドのようでしたよ〜🧜‍♀️

 

 

第2位 A$AP Rocky - 『TESTING』
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最高にクールなラッパーが追い求めたクール!来日公演キャンセルも納得?😭の3rdアルバム

A$AP Rockyを今更説明するまでもないが、現在最もカッコよく、そしてセンスの良いラッパーと言って間違いないだろう。ラッパーとしての名声以外にも、ファッション業界においても大きな存在感を持っており、彼が人前に顔を表すときは音楽活動よりも、アパレル関係の方が多いんじゃないかというくらいである。もちろんアーティストとしての評価も高く、Hip-hopの枠に捉われない音楽を追求しているところにも個人的に強く惹かれる。1stアルバムにしたって、SkrillexとFlorence Welchを引っ張ってくるセンスは現在以上に当時は新鮮だったに違いない。またRockyはツアーもほとんどせず、ライブ活動は年に数回程度のフェス出演とクラブに突然現れて数曲だけやるといった具合。彼は自分のアーティストとしての価値を分かっているだろうし、それを消費もさせないというスタンスでやっているんだろう。とにかく他の誰でもない、特別な位置にいるラッパーであることは伝わっただろうか。

そんな待望のA$AP Rockyの新作が素晴らしい。『TESTING』には、FKA TwigsやSkeptaなど英国のアーティストとのコラボレーション曲が収録されており、前述したようなセンスは現在でも健在であることが伺える。

また今作の大きなインスピレーションの一つとして、Frank Oceanの『Blonde』が挙げられる。A$AP Foreverの一節に「we kiss to Frank Ocean and Blonde」とあり、MVでもBlondeのポスターが部屋に飾られている。Rockyも2年前自分たちと同じように『Blonde』に衝撃を受けた一人なんだろうな〜。『TESTING』も全体的にまとっているアンビエントな感じは『Blonde』と通ずるところがあるような気もするし、確実に『Blonde』の2年後の世界にいる気がする。Frank OceanがフィーチャーされたPurityがラストトラックとして収録されているのも必然なのかもしれない。

Rockyが全体をプロデュースしているだけあって、作品としての統一感がしっかりとコントロールされているし、そんな中でもPraise The Lord (Da Shine)みたいなヒット曲もちゃんと残しているのは流石。世間的にはTravis Scottの『ASTROWORLD』の方が評価が高いけど、個人的なNo.1 Hip-hopアルバムはA$AP Rockyの『TESTING』で間違い無いです。

 

 

第1位 Arctic Monkeys - 『Tranquility Hotel & Casino』f:id:shonvers_inc:20181204054527j:image
Arctic Monkeysがたどり着いた境地。あまりにも甘美なコンセプチュアル・アルバム

冒頭のStar Treamentを聴いた瞬間、恋に落ちてしまったかのような感覚に襲われた。一瞬でこの曲の虜になってしまったことが強く記憶に残っている。優しいピアノのイントロから「I just wanted to be one of The Strokes___Now look at the mess you made me make___」の一節。The Strokesに夢中になっていたバンドの初期を懐かしんでいるのかどうかは分からないけど、それはもう完全に過去のことであると表明している気がする。確かに久しくArctic Monkeysのアルバムには当時のガレージ・ロックのテイストの曲は入っていない。今後もおそらくないだろう。I Bet You Look Good On The Dancefloorはライブでは随分とミドルテンポで演奏されるようになった。

しかしArctic Monkeysほど、順調な成長曲線を描いているバンドもなかなかいないなと思う。鮮烈なデビューを飾った1st、よりダークでソリッドになった2nd、サウンドが重厚化した3rd、一気に大人びてみた感がある4thを経て、前作5th『AM』は最高傑作と評価された。R&B・Hip-hopのエッセンスを取り入れ、コーラスを多用したArctic Monkeys流の至極のロック・アルバム。6thが出るまでに5年の歳月を費やしたのは、個人活動を活発に行っていたこともあるだろうけど、“『AM』の次”に慎重にならざるを得ない状況にもあったからだと予想できる。AM2を作ることも、一時は考えたようだけど、彼らはそれを選ばなかった。

6thアルバム『Tranquility Hotel & Casino』(Casinoの発音はカジノじゃなくてカッシーノ🌕)は、月面にあるとされる架空のホテルをモチーフとした、ギター・リフが排除された過去作と似ても似つかない情緒漂うロマンティックな作品。事前情報が完全に遮断されたのも上手かった。リリース当日度肝を抜かれましたもの。確実にArctic Monkeysの新たな側面を覗かせた作品であるのは間違いないのだけれど、聴き進めていけばアクモンらしさが随所に出てくるし、とうとうここまで成長したかと唸ってしまう。高校時代にハマったバンドの中で常にワクワクした目線で追い続けることができる数少ないバンドです。

前回の来日はサマソニだったけれども、今回のような作風ならば、(キャパ的に少なすぎるかもだけど、)国際フォーラムとか、それこそフジロックなどで来日を願いたい。夜空の下でStar Treatment聴いたら泣いちゃう。

Arctic Monkeys: Star Treatment (TRNSMT 2018) - YouTube

 

 

 

いかがでしたでしょうか。私のアルバム・オブ・ジ・イヤー。例年だとなんとなく傾向がNMEと似がちというのがあるんだけど、今年もそうなのかな。以前までの自分ならアリアナ・グランデをランキングに入れるのか信じられないと思うんだろうけど、現在はもうメジャーとインディーは切っても切り離せない時代に突入してると思うので、これも正しいんだろうなと思っています。自分の音楽の趣味は見ての通り全然マニアックじゃないと思うし、音楽の趣味が凝り固まっていない人は気になった作品があったらぜひ聴いてみて欲しいなと思う所存です。

あと最近よく思うことが、実は自分は全然音楽が好きな人間ではないのではないかということ。というよりもっとその先にあるカルチャー的側面を追いかけるのが好きだという。Spotifyのチャートとか定期的に確認してふむふむ🤔としていたい性格なので。仕組みの話とか大好き。笑

 

以下まとめ

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ちゃんと書くと結構しんどいので来年もしやるとしたらトップ5とかにしよう。それではよいお年を!

[2018.12.18]THE WEEKND ASIA TOUR LIVE IN JAPAN

複数の来日キャンセルを経てようやく日本での初ライブ!極普通にCan't Feel My Faceの大ブレイクをキッカケに知った自分としても随分と待たされたなという印象。

一部では客入りの不安も指摘されていたけど、実際に会場入りしてみるとスカスカな印象は全くなく、しっかりと埋まってる様で一安心。休日に開催できれば間違いなくSold out showとなってたことと思う。とはいえ世界的知名度に比べると日本での知名度は低いのだろうけど😂

 

19時からタイムテーブルに記載されていなかったDJタイムがあった。なんでもDJ PNDAはThe Weekndのツアーではお馴染みの存在らしい。Travis ScottのSiCKO MODEを大音量で聴けてちょっとテンションが上がった。

そして米津玄師が登場。「チケットを買おうと思っていたら、まさか出演することになりました。」と彼なりのリスペクトを示していたと思う。Lemonを聴けてちょっと得した気分。J-Popの著名アーティストの出演、かつアジアツアーでは唯一のオープニング・アクトということで、ネガティブな意見もいくつか散見された。けど、これはネットの世界だけの話で、実際には大歓迎とはいかずとも、温かく迎えられていたように感じた。The Weekndと米津玄師の二人は、日米のポップ・スターの共演という軸でも語れる気がするし、両者とも出どころがミックステープ・ボカロPとアンダーグラウンドであるという共通点もある。個人的には納得のオープニングアクトでした。(ただし、オープニングアクトが必要ということではない。)

 

 

いつ来ても問題なく買えたっぽいMerchを買いに15時に幕張にインしてから5時間半…定刻の20時30分を少し過ぎたところで、ついにThe WeekndことAbel Tesfayeが幕張メッセに降臨する🔥🔥🔥

 

冒頭用にリアレンジされたPray For Meからライブはスタート!いきなりこの曲からはズルすぎる!あのイントロが爆音で場内に響き渡ってテンションが上がらないわけがない。そこから間髪入れずにStarboyへと流れ込む。序盤の序盤からこれがスーパスター、Motherfuckin' Starboyか、と感嘆するのみである😂

 

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今回のライブでは多くの曲がまるでDJのように、シームレスに繋がれた。SecretsからCan't Feel My Faceのミックスは、YouTubeにも挙がっていたので鉄板であるのは知っていたけど、実際に体験するとそれはまた格別だった。Drakeのライブなんかに代表されるけど、曲数が増えることによるシンガーへの負担の増加はオーディエンスのシンガロングでカバーするのが当たり前になっている。今日のライブでもエイベルは頻繁にWhat's up?! と言って観客を煽っていた。それに対して日本のオーディエンスはしっかりと応えられたんじゃないかな。(Sidewalks以外は。笑)

オイシイ部分だけを切り取っていくというのは、彼ほどヒット曲が多いと必然的にそうならざるを得ない部分もあるのだろうが、それを生音で自然にこなすXO Bandのレベルの高さに驚くばかりであった。印象的だったのは、ギターの音色が非常にロック・テイストだったことだ。R&Bの印象がどうしても強いけど、彼はインスピレーションの一つにThe SmithsやBeach Houseを挙げるくらいだし、インディー・ロックへの理解が十分にある人物。それでいてマイケル・ジャクソンのようなスーパースターになることに対しても非常に自覚的であるという、レンジが広くバランス感覚が良い人ということは忘れてはいけない。R&Bのジャンルを押し広げた人というのはやはりジャンルをクロスオーバーしていた人なのだ。

それを改めて示すかのように、今回のツアーでは10年代初頭にThe Weekndを一躍ブレイクさせるきっかけとなったMixtape『House of Balloons』からの曲も多くプレイされた。House of Balloonsは特に好きな曲なのでめちゃくちゃテンションがあがった!Glass Table Girlsに変わる瞬間が本当に最高なのよね。またThe Morningのときメッセがスマホのライトで光の海に変わったのは今思い出しても素晴らしいモーメント。ライブアンサンブルが一際輝く初期曲たちだった。

そんな初期曲からスケール感が半端ないEarned It(これがすごいカッコ良かった!)、Daft PunkとThe Weekndのいいとこ取りをしたかのようなI Feel It Comingまで、随分と長い間待たせた日本のファンたちに8年間のヒストリーを見せつけるかのような集大成的なライブだったと思う。終盤には最新EPからCall Out My Nameもやってくれて、本気になって次作に取り組むというThe Weekndの今後にも目が離せない。

 

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当初予定されていた75分間とは一体何だったんだろうか。がっつりと90分のセットをやってくれた。分かってはいたけど、本当に改めてThe Weekndのシンガーとしての才能をまじまじと見せつけられたライブだった。超絶歌上手い。いつまでも酔いしれていたい歌声だった。今年は洋楽リスナーとして、Kendrick Lamar, Chance The Rapperとポップ・シーンを席巻スーパー・スターを観る機会に多く恵まれたけど、特にThe Weekndは思い入れが強かったし、2018年を締めくくる相応しいライブだったと思います。

Bruno Marsがさいたまスーパーアリーナを4日間ソールドアウトできて、このThe Weekndが幕張1dayを即完できないというのは、何かネジがおかしくなっているはずなんだ。音楽業界の怠慢だーーー!と余計なことを言って、さようならー!2019年も適度にライブ行きたいー。

[2018.10.10]Lucky Tapes 『dressing』release tour 2018 @ 浜松Force

Keityことベースの田口さんがドクターストップにかかってしまい、急遽アコースティック編成。発表が始まる2時間前だったし、ギリギリまでやるのか中止にするのか迷っていたのかもしれないけど、今回フリーライブにして振替公演の実施を決めたことはかなりかっこいい決断だと思った!浅いなりにもテープスのファンの自分としては、今回のアコースティックセットはレアとも言えるし。症状が深刻でなければ良いなと切に願います。トイレに行ってたら、控え室から「爪跡残しましょー!」という掛け声が聞こえてきて気合いも十分という感じ!🔥

 

アコースティックといっても、ステージ上には6人もいるので音の厚みは十分で、いつもより少しメロウでおしゃれで夜の感じが増加したかな?という感じ。新作のJoyをやったときは鳥肌が止まらなかったよ!最後のシェリーまで10曲全力で走りきったLucky Tapes一同、MCでも言っていた通り振替でのフルパワーでの浜松リベンジを待ってます!!!

 

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【追記】

[2018.12.10]振替公演

ベースのKeityが完全復活してちょうど2ヶ月振りにForceへ戻ってきた。

前回もそれなり満足できたけど、やっぱり7人編成のフルセットは超楽しかった。dressingのJoyが200人規模のライブハウスでは勿体無いほどのスケール感で鳴り響いた後の必殺のレイディ・ブルースはずるかった〜。

コンスタントに良い曲を生み出し続けるグループなので、一年に一回は必ず観る機会を作りたいと思うのです。

[2018.10.6-7]朝霧JAM - It's a beautiful day

遂に行くことができました!朝霧JAMフジロックを行き出した頃から存在が気になるフェスではあったけれども、ラインナップが少しだけ渋めだったり、通し券での販売しかないこと、キャンプが必須のフェスということで行くことができるのは数年後かな?と思ってました。しかし、今回自分の周囲のキャンプ熱が高まってきたことが功を奏して、今まででは信じられないくらいスムーズな運びで朝霧JAMのチケットを購入することに!

しかし、朝霧JAM券種が複雑すぎて、初めての人はだいぶ戸惑ってしまいますねこれw とりあえず場内駐車券を買おうと試みましたが、発売スタートと同時に売り切れてしまい、仕方なくオートキャンプ場駐車券を購入。セカンドチョイスではあったけれど、今回オートキャンプ駐車券でのふもとっぱらでのキャンプ、そして会場までの移動には全く不満はなく、むしろこれで良かったと思うこともあったくらいで。オートキャンプは楽よ。シャトルバスもそこまで待つこともないし。

 

朝霧JAMは中々うまく言葉で表しづらいフェスティバルではあるけれど、今回初参加してみて、ライブまでの距離が物理的にはかなり近いのだけれど、心理的には少し遠いような感じで、そこが絶妙なバランスを取っていると思った。そこは出演者の数とかから考えても主催者の意図が汲み取れますね。ほらやっぱり、フジとかサマソニとかだとライブ観よう!っていう意思が強く働いちゃうじゃないですか!ただライブをがっつり観ればもちろん楽しいのは間違いなくて。観なくても楽しい〜、っていうのは気持ちの問題もあるけど、それはそれでフェスの一つの正解の形の気がしますしね。

個人的な感想を言えば、ソロ参戦は少しきついフェスな気もする。家族連れが多いのが一つの特徴のフェスだし、フジロックみたいにライブ以外に遊べる場所は少ないから。今回は友人グループで行ったけど、大正解って感じだったな〜。

 

というわけで、今回の朝霧JAMでがっつりと観たアクトはCHAI、ネバヤン、Snail Mail、クラムボンくらい。(これでも参加者全体の中では結構観た方だと思うw)どれも良かったな〜。Snail Mailがエモ過ぎて一番印象に残っているかな。

 

1日目は一時予想されていた台風は直撃しなかったけど、雨がずっと降っていて夕方ハヤシライス大盛りを食べたところで早々に切り上げた。

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ほぼダンジョンな濃霧を強いられるフェスw この後もっとひどくなったらしい。
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初日とは違い快晴に恵まれた2日目。というか暑過ぎた!!!起床時にはふもとっぱらに虹もかかった🌈

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無料配布(募金あり)のあさぎり牛乳!めちゃうまい!!!
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オタク男子(失礼)を引き連れたSnail Mailことリンジー・ジョーダン。最後のソロが最高過ぎたな〜。ラストをカバー曲で締めるの分かってる!って感じ。
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エモーショナル赤富士。完全体の姿を若干雲に邪魔された感あるから、いつかまたリベンジを🔥
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フェスを締めくくるのはJohn Butler Trio。流石のパフォーマンスで本当にかっこよかったです。Funky Tonightがいつまでも鳴り止まないでくれ〜と思ってた。
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ピーターパンカフェなんてのもあるのです、朝霧JAM。最後立ち寄ったら日本人コメディアンがスタンドアップ・コメディをやっていたよ。
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今回初参加だったけれど、本当に本当に楽しかったから来年以降も参加したいという気持ちでいっぱい!音楽への思いと友人をいつまでも大切に!

[2018.8.19]SUMMER SONIC 2018 TOKYO Day2

4時くらいには寝られたのだろうか、それでもまだ全然睡眠は足りない感じ。ホテルのベッドでならいくらでも寝れそうだけど、チェックアウトの時間があるので、しぶしぶ起きる。

近年のサマソニは2日間を“ROCKの日”、“POPの日”に分けていて、それで言うと今年はノエル、QOTSA、テーム・インパラを各ステージのトリに据えたDay1が前者、チャンス、アレッシア・カーラやJ Balvinなどが出演するDay2が後者な気がするけど、例年よりも全体的にロック色は強めかもしれない。

 

  • 11:10~ Moutain Stage Knox Fortune

チャンス・ザ・ラッパーのColoring Bookでの客演で名を上げたプロデューサー兼アーティストKnox Fortune。アルバムはさらりと聴いていたくらいで、イメージ的にはHip-hop寄りの人たちなのかな〜と思っていたけど、実際のステージで観た印象は爽やかなインディー・バンドと行った感じ。ライブも上手で、朝一番の景気付けにはとても良かったです。ただAll Nightの盛り上がりの感じを観て、この後のチャンスのステージが少し不安になった。笑

 

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Konx Fortuneの人の入りが良かったように感じたのは、堂本剛擁するEndrecheriが次に控えていたからかもしれない。真昼間にしては極上すぎるファンクで初見の音楽ファンを唸らせるような圧巻のステージだった。ジャニーズ故の色眼鏡が堂本剛には邪魔くさく感じるのではないかと邪推してしまった。

続いてのPetit Biscuitは、疲れもあってあんまり集中できず、、、 評判は良かったけど、その時の自分のテンションとあんまり噛み合わなかったかも。この日は、この後のアクトの並びに標準を合わせてきた感じもあるので!

 

  • 14:30~ Sonic Stage Rex Orange County

Alex O'connorによるソロプロジェクトRex Orange Countyがソニックでオンステージ!昨年出した2ndアルバムやTyler, the Creatorの作品の客演で話題となり、耳の早いリスナーには待望の初来日公演となっただろう。Rex君はKing KruleやLoyle Carnerと同じBRIT Schoolの出身で、ここらへんの若い世代が今後のイギリスを代表するアーティストへと成長していくかもしれないと予感させる。

タイラーのブランドGOLFの緑色のTシャツにハーフパンツと爽やかな出で立ちで現れ、アルバムの表題曲Apricot Princessでおしゃれで愛らしく日本のファンに挨拶を告げる。この時点で期待感は煽られまくりだ!続いて自分も大好きなTelevison / So Far So Goodを音源よりBPM早めに披露。ギターリフの部分がピアノver.にアレンジされていて、キーボードをリズミカルに弾くRex君の姿がとても印象的だった。曲によってはラップも自然にこなすし、Corduroy Dreamsのような曲では、1万人規模のステージにも関わらず飄々と弾き語りスタイルもやってのけたりする。何をやらせても常人以上にできてしまうタイプなのだろう。いっときも見逃せない弱冠二十歳の才能をまじまじと見せつけられた一時間だった。Rex Orange Countyは音楽の魔術師!!!

 

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  • 15:50~ Sonic Stage Jorja Smith

DrakeやKendrick Lamarにフィーチャーされたことで名を挙げ、今年6月に満を持して1stアルバムを出した、ブレイク間違いなしの英国生まれの歌姫Jorja Smtih。今回のサマソニの中でも最も楽しみにしていたアクトの一つで、こんなに良いタイミングでライブが観られるのは幸運だなと思います!

ライブはアルバムの表題曲でもあるLost & Foundでスタート。少し長いイントロの後にジョルジャの歌声が聴こえた瞬間に歓声が沸き起こり、そして一気に引き込まれる。とても伸びやかで少し引っ掛かりのある歌声がなんとも魅力的。この歌声を生で聴きたかったのだ。

Jorja Smithのライブで特筆すべきは、歌声だけでなくバンドの演奏も凄まじかったことだ。Ezra CollectiveのドラマーでもあるFemi Koleosoを始めとする気鋭のジャズ・ミュージシャン達がバックを務めていたので、彼女が歌っていないときもずっと楽しめるのだ。彼女もバンドメンバーを信頼しているようで、ステージ上のキーボード脇に座り演奏を楽しむシーンなんてのもあった。(とってもキュート❣️)

終盤のLifeboats, I Am, Blue Lights, On My Mindの流れは凄かったな〜。新人と形容するには素晴らしすぎるライブで、世界中を虜にするのも納得ですよ!また来日してくれ!絶対また観に行くから!

 

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トム・ミッシュ、チラ見しようかと思ったけど、ちょっと寄るにはビーチの砂は煩わしいし、彼日本受け良さそうだしまた観る機会絶対くると思ってスルー。Higher Brothersも観たかったし、2日目被りつらい…😂

 

  • 17:40~ Marine Stage Chance The Rapper

昨年のサマソニのリークで沸かせたChance The Rapper from Chicago, Illinoisがついに初来日公演・サマソニに登場である!レーベルと契約しない彼がここ日本でライブをやるということは、それなりに大変だったはずである。プロモーションほぼなしで今日を迎えることになった。(関ジャムで紹介さても曲流せなかったしね。音楽を売らないのに、サマソニでグッズも売ることができなかったのも大人の事情なんだろうか。)

かなり前方で待機していたが、前方に集まった人たちの熱気は凄かった。Tom Mischを観に行ってギリギリ入場してもそれなりに前で観られたと思うけど、ふつふつと気持ちを高める時間はやはり重要。(ケンドリックのときもこんなこと言ってたなw)

 

チャンスがステージに姿を現わすと、溜まっていたボルテージが一気に解放され自然とモッシュが沸き起こる。チャンス・ザ・ラッパーは実在してる!笑

Mixtapeから間髪入れずBlessingsに突入。一気にマリンスタジアムはゴスペル的な祝祭ムードに包まれ、なんだかもう既に泣きそうである…。ラップと対話の中間のような感じで、一人一人のオーディエンスと向き合おうとしているようだった。

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序盤には、今年シェアされた新曲を披露するセクションがあった。今回のアジアツアーに向けて、既存のツアーをただ持ってくるだけでなく、しっかりと準備をして来日してくれたと思うと、チャンスの本気度が伺えた!Reeseynemとの新曲に至っては、前々日の金曜日に発表されたばかりである!Reeseynemも一緒に日本デビュー!!

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Chance The Rapperはとにかくオーディエンスとのつながりを求めた。シャイで英語が苦手な日本のオーディエンスに対して、疑問の目を向けるでも諦めの目を向けるでもなく、Don't be scared!と言ってずっと勇気付けてくれた。ステージ上の彼は本当にかっこよくて、頼り強くて、言葉が力強く響く。25歳という若い年齢ながらも、多くの人々が彼を慕い付いていく理由がよりはっきりと分かった。Same Drugsでチャンスとオーディエンスが確かに繋がった瞬間、なんとも言えない瞬間で今思い出しても鳥肌が立つ。自分は本当に日本のオーディエンスのことを誇りに思います!

 

ラストのBlessings (reprise)のときには、スタート時には明るかった空もすっかり日が沈んでいた。また日本でライブをするのが待ちきれないと言ってくれたし、その日を信じて日本の音楽界もオーディエンスも色々と準備しなきゃいけない。Are you reday for your blessings?

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  • 19:35~ Marine Stage Beck

Chance The Rapperで大満足してしまったけど、この人はやっぱり外せないよね。Devils Haircutが始まった瞬間二日間の疲れなんか一気に吹っ飛んでしまうのだから。素晴らしいアクトがひしめく裏のステージなんて気にならないくらいには、Beckのことが好きです自分。

一昨年フジロックで観たBeckは休養からの復帰やキャリア大総括の意味合いも含んでいたライブだったけど、今回のサマソニでのライブはもう終始UP!UP!なBeckのショータイム!後方のサポートメンバーを壇上に上げて、視覚的にも賑やかに、全体的にも2年前よりも随分と極太でパワフルなサウンドになっていたのが印象的だった。かつてのBeckはフェスのヘッドラインを飾ることに対して良い意味でこだわってない感じがしてたけど、現在の彼はそうした役どころに対してかなり意欲的に見えて、観に来た人全員を楽しませようというステージの内容だった。昨年発売された『COLORS』もかなりライブを意識して作ったに違いない。定番曲や人気曲に負けないくらい新曲群の盛り上がりが凄かった!

UP ALL NIGHTでは大方の予想通りDAOKOとのコラボレーションも披露され(DAOKOがイマイチ乗り切れない感じも初々しかった…笑)、先ほどのチャンスのように歴史を目撃している!!!という興奮はなくとも、ずっとただただ楽しい、夏を締めくくるには至福の時間を過ごさせてくれた。恒例のメンバー紹介+カバー曲披露の最高のアンコールタイムを経て花火で大団円〜〜〜!Where It's At!!!

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ほとんどのステージが終演した後、外は肌寒く、夏の終わりを感じながらマリンの外周でガパオライスを食べていた。(これがめっちゃ美味かった。)

ビルボード・ステージではステージ終了後にタイムテーブルにも記載されていなかったドラァグクイーンのステージが展開されていた!これが異様に楽しくて面白くて、こういうサプライズ的に楽しめる場所を今後もうまく配置して欲しいですね。


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さあ、今年のサマソニも終わってしまいました。今年のサマソニが今までで一番アーティストの充実感を感じられたし、快適だったし、楽しかったかもしれない。(快適過ぎなのも大丈夫なのか…?って気もするけど。体感としては来客数少ない気がしたし。)来年は20周年ってことで、3日開催ということで、今年のブッキングの姿勢は崩さずにうまくバランスをとって良いフェスティバルを運営続けて欲しいです。ではまた来年!!!

[2018.8.18]SUMMER SONIC 2018 TOKYO Day1

サマーソニック2018快晴の下開幕!!!自分が2013年に初めて参加した音楽フェスティバルであり、以来毎年欠かさず来ている大好きなフェスです。夏休みはサマソニと共にあった!

サマソニは、幅広い音楽をカバーし、今はまだそこまでだけど数年後にはめちゃビッグ!になりそうな新人アーティストをいち早くブッキングしてくれるというのも大きな特徴です。去年でいうと、Dua Lipaが今はとてつもないことになってますね。今年は例年以上にその色が強くて、特に洋楽民を唸らせるようなラインナップとなっております。

ラインナップの面と都市型フェスとして参加することに対する敷居の低さや、フェスが掲げる理想など、共感できる部分が多いので本当に好きだし、毎年参加したいフェスなんです。サマソニ最高だ〜〜〜〜!(早い)

 

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2daysのリストバンドはなぜかマリン側のみの交換というサマソニ七不思議を2年ぶりに経験し、見たいのはメッセなのですぐさまカムバック!Tame Impalaのサマソニ限定Tシャツをしっかりと購入しましたぞい。(メッセの物販が屋内になったのGood👍)

 

なんやかんやで今年初めて観たアクトはソニックの向井太一くん。Kehlaniのサポートをやってたり、たぶん好きな音楽をやってるんだろうな〜と思っていたので、今回観られて良かった。都会の男の子〜、楽曲がおしゃれな感じでふわっとせずしっかりとポップでめっちゃ好感もてた!

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  • 11:20~ Moutain Stage Dream Wife

アイスランド生まれ、ロンドン在住のDream Wifeのボーカル・ラケルちゃんがなぜかしら東京ヤクルトスワローズのユニフォームを着ていて可笑しかった。アートスクール出身のセンスが爆発って感じ!スワローズ最高〜!的なこと言ってた。笑(神宮で野球観戦をしてきたらしい。)

彼女たちの楽曲はパンク・サウンドだけどめちゃくちゃキャッチーで、一度聴くとやみつきになってしまうものばかりだ。ライブのハイライトは、通訳を連れて「これは私たちにとって大事な曲」と紹介したSomebodyだろう。かなりメッセージ性の強い曲だけど、こうして“ポップ・ミュージック”として昇華されると国を超えて多くの人の心に届くんだと感じた。基本的に楽しい雰囲気のライブだけど、このときだけは少しセンチメンタルな気持ちが同居したような時間だった。

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  • 12:00~ Sonic Stage iri

サマソニで観られることを非常に楽しみにしていた日本人アクトの一人でした、iri。一度聴くと忘れられない印象的な低音の綺麗な歌声に、R&BやHip-hopの流れを上手く汲んだサウンドで洋楽しか聴かないような人にもリーチするようなアーティストだと思います。

生演奏を引く連れてのライブはやはりかっこいいなというシンプルな感想と、想像以上にヒットチャートにランクインしそうな売れ線のメロディもうまく取り入れている気がして、ちゃんと売れようという意思もあるんだなと(勝手に)感じて好印象。私はこのサマソニに向けてナイトグルーヴをめちゃくちゃリピートしていたのでそれが聴けて大満足でした。iriちゃんは、こんなお昼じゃなくて真夜中に聞きたいね!

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  • 13:10~ Sonic Stage Billie Eilish

本日サマソニに来て1番の収穫だったかもしれない。去年のDua Lipaを観て、「こりゃスターですやん…」というのと同じものを感じた。サウンド的には、イマドキの欧米のシーンのビートを軸としながらも、アコースティックなアプローチも行ったり、ジャンルレスなサウンドを展開していて、そこにラナ・デル・レイにも通づるような“けだるさ”を纏うボーカルが加わることで楽曲が彼女のカラーで色付けされている。また若さゆえのエモーショナルさが彼女の声にはこもっているように感じる。

ビリー・アイリッシュはまだなんと16歳という年齢であるが、ステージ上での風格がとにかく凄く、またスクリーンに映し出される映像作品も相まって、彼女はまるでゲームの世界のヒロインかのように神秘的であった。しかし、ステージを縦横無尽に駆け抜ける姿はあどけない少女そのもので、少し不思議な気分になったけど、“次世代のポップ・アイコン”という謳い文句に間違いなしという感じ。おそらく1stアルバムが爆売れして、今回のサマソニのステージを観られたことが自慢できるようになるだろう。

 

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  • 14:30~ Sonic Stage IAMDDB

最初と最後の時間をDJで挟むというフェスという形式では珍しいスタイルのステージを見せたダイアナ・デブリトーことIAMDDB。R&B/Hip-hopと強引に括ることもできるかもしれないけど、ちょっと彼女の音楽は異質。イギリスのマンチェスターから出てくる音楽のようにはちょっと思えない。彼女の曲は相当クールなんだけど、自分も含めて会場はイマイチそのノリについていけないという時間が長く続いたと思う。そんな中披露された最大のヒット曲Shadeをやったときの盛り上がりは嬉しさと安心感があったけど、彼女自身も消化不良な感じに終わったのは否めない。Mura Masaを2016年のフジで初めて観たときも同様の気持ちを抱いたけど、その後間も無く楽しみ方を覚えたなんてこともあったのでIAMDDBについてもそうなるんだろうなと。

 

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  • 15:55~ Sonic Stage Kelela

昨年のアルバムも非常に素晴らしくサマソニ出演が決定したときに、ぜひとも観たいと思っていたアクトでもある。そうは言っても、彼女のようなエレクトロかつアンビエントな雰囲気を持つR&Bシンガーはそれこそフジロックの日が沈んだ後のホワイト、深夜のレッド・マーキーなんかで観られたら良かったのにな〜と思ったのは内緒。

ケレラの「私の楽曲はフェスティバルに向かないわ。でもやるけどね!」というMCには笑わされたように、最初はいまいちノリかたが掴めないでいたが、ライブが進行するにつれ、彼女の歌に飲み込まれて行くような感覚というか、小さなループがどんどんと大きくなっていくように、次第に会場を彼女の世界に完全に引き込んでしまっていた。ラストのRewindが終わった頃にはもう終わってしまった!と序盤の時間感覚とは全く異なるものになっていた。

見事ソニックの女性アクト四連続の有終の美を飾った。

 

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サマソニに来たら必ず行きたい場所がこのビーチステージ。想像以上に普通にビーチの地面だけど、ここのロケーションが本当に好きなんです。到着した頃にはSOIL & "PIMP" SESSIONSがもう始まっていた。フェスならではのゲストなどもステージに呼んだりしていて、本当にただただ楽しい時間。ソイルが楽しくないはずなかった。


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ここで、ホテル休憩。休憩してると、観たかったはずのアクトがいつの間にか、まあいいかという思考になってしまうから怖い。初日はテーム・インパラ命!!!と決めてるから、カマシ・ワシントンもまた次の機会でいいかとなってしまった。(ビーチ・ステージまあまあ遠いしね。。。)

 

  • 18:50~ Jungle Stage The Wisely Brothers

初めてライブを観に来たJungle Stage (Space Odd Stage)。去年はもっとおまけステージ感が強かった気がするけど、今年からかなりしっかりとしたステージに変更されていた。The Wisely Brothers、予想通りというかあまり観客は多くなく、環境としてもアウェーな感じはあったけど、「サマソニに来るような人に観てもらえて嬉しい」と言っていたのが印象的。まだまだ成長過程という感じはしたけど、楽曲がかわいいしけっこう楽しく踊れるし、彼女たちのホームだったらどんな雰囲気なんだろうと興味が出ました。何はともあれ、ワイズリー観られて良かった。割と念願だったので。

 

ワイズリーが終わった後、Tame Impalaに向けて、終盤に差し掛かっているソニックFriendly Firesを観たけど、これが想像以上に楽しくて、本日一番踊ったw、一曲も知らなかったのに。こんなに楽しいならしっかりと予習して初めから観ればよかったと後悔。単独あったらぜひとも行きたい〜。

 

何はともあれ、Day1のメインディッシュの時間ですよ。

 

  • 20:30~ Sonic Stage Tame Impala

Tame ImpalaがいたからDay1に来たようなもの。2年前の単独を逃したのは後に凄い後悔した…。フェスでこの規模のステージで観られるのはおそらく日本だけ。それは豪華とも言えるけど、もっと大きなステージが相応しいよ。このレベルのライブができるのだから。

始まりのNangsがソニックに響きだした途端に胸に溢れるワクワク感が止まらない。3rdアルバム『Currents』の順序とは逆にして、Let It Happenの爆発に向けたイントロダクション的に使っているのは、幾多の数のライブをこなしたビッグ・バンドに成長したからこそだと思う。必殺曲Let It Happenを初っ端に、しかも紙吹雪までいきなり舞い上らせるような、ライブのピークになってしまいかねない演出を行っても、その後何度もハイライトを作る自身に溢れているのだろう。

 

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ライブが進むほどに彼らが作り出すサイケデリックの渦に飲み込まれるような感覚で、さらに音が視覚化されたような演出に、開演前に飲んだレッドブルウォッカでの酔いはすぐに冷めてしまったけど、いつまでも酔いしれることができた。Elephantはライブの序盤における沸点を記録していたかもしれない。音源よりも数倍破壊力が増し、レーザー演出が音とシンクロして異様な盛り上がりを見せていた。


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Tame Impalaの曲は踊れるし、チルアウトもできる。The Less I Know The Betterみたいな一度聞いたら耳から離れなくなるようなベースラインの曲やFeel Like We Only Go Backwardsなどシンガロングを巻き起こすような曲などアンセムも多い。ライブは一切ダレることなどなく、常にヴィヴィットな響きを持ってオーディエンスに届けられた。

あっという間の1時間だった。本当に。一瞬が永遠になるような感覚を何度も味わえるのがTame Impalaのライブ。


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サイケデリックという大きな軸を持ちつつも、ダンスミュージックやR&Bのエッセンスを取り入れてモダンなロックにアップデートさせてるのが彼らの強み。思えばCurrentsから3年以上経っているので、そろそろ新作が聴きたくなってくる。ケヴィン・パーカーは今一番信用できる男!

 

 

ソニック・ステージのライブが終了すると、すぐにMidnight Sonicの時間がスタートする。DYGL観る予定だったけど、Tame Impalaの直後だとなんかもう耳に入らないw しばし休憩。

今年からHostess Club All-Nighterがなくなったらしい。個人的にもサマソニ本編を大事にしている人間なので、夜にも好きなアクトが集中するのは辛かったし、DYGLやyahyelなど気鋭のバンドを集めるステージができてこれぐらいのバランスがちょうど良いと感じる。ただウルフ・アリスがド深夜に配置されなければ、幕張メッセから徒歩圏内のホテルを取らなくて済んだのに〜!とは思う。笑

 

去年のフジで観られなかったyahyelを重い腰を下ろして、少しだけ観たけど、確かに日本のシーンを見据えるより海外を意識した方がやりやすいだろうなというサウンド。めっちゃかっこ良かったので、また元気なときに改めて観る機会を作りたいなと思った。コムアイとのコラボ曲のライブdebutなどもあってなんかちょっとラッキーな気分にも。

 

  • 1:05~ Sonic Stage Wolf Alice

去年発売されたVision Of A Lifeが超傑作で、去年の来日公演を逃したのを後悔していたので次来日したら必ず観ようと決めていたWolf Alice。でも何もこんな深夜にやらなくてもw

本国イギリスではアリーナでやるほど若手筆頭格になっているというのは、本当らしく3年前同じステージで観たときとは全くというほどパワーアップしたバンドになっていた。マリンでも良かったんじゃないかなと思うレベルある。(暑いのは嫌だけどw)

先ほどのTame Impalaなどでも思ったけど、今売れているバンドというのは、どこか“しなやかさ”を備えていると思う。Wolf AliceもGiant Peachやyuk fooみたいなハードコアな曲からBeautifully Unconventionalみたいなポップでかわいい曲まで幅広く上手く見せている。そんな中、UKバンドらしいなというか、Led Zeppelinの天国への階段的な長尺の曲もしっかりと作れるんだぞ!というのもアピールもしつつ、アコースティックなこともできちゃう。

深い時間帯だったけど、これまたあっという間に感じたライブで、非常に濃密な時間で大満足でした。やっぱりミッドナイトまで残って良かったと思った。Wolf Alice最高!!!

 

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深夜でもしばしば休憩して、レッドブルウォッカを飲めば元気にライブを観られることが分かった!ミッドナイトはできるだけ参加せず、次の日に備えたいとは思うだけど、来年以降も絶妙に見たいアクトが置かれて非常に迷わされそうな予感。。。

 

気がつけば女性アクトばかり観ていた気がするサマソニDay1。現在の時代、ソロもバンドも良いなと感じるのは女性であることの方が多いんです。今年のタイムテーブルを見ると、そういう感情は自分だけでなくポップ・ミュージックの感じと共振してるんだなと思わせてくれた今年のサマーソニックTOKYO Day1でした。でもベストアクトはTame Impalaよ。