My Own Life Is Rubbish

主にライブレビューや音楽のことについてのブログです。

[2018.5.17]Loyle Carner at Shibuya WWW

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わーい!去年本当によくYesterday's Goneを聴いていたので、来日したら絶対に行こうと決めていたLoyle Carnerの公演。渋谷WWWに来たのはNoname以来(WWW Xの方)。WWWは段差があってどの場所でも見やすい感じなのでしょうか。自分は300番台だったけど前方4,5列目くらいか見れました!WWWって音楽好きのハコって感じがして好きです。

 

定刻より20分遅れてDJが登場。後々気づいたけど彼はLoyleのアルバムにも参加しているProducer/DJのRebel Kleffだった。Hip-hopのセットリストにソウル・ミュージックを混ぜてて良かったな〜。

20時を過ぎる頃にサッカー日本代表のユニフォーム(98年?)に身を包んだLoyle Carnerが登場!彼本当にサッカーが好きで、YouTubeで見た動画でもユニフォーム姿でスポーツタオルを振り回してますw

 

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色々な情報源よりロイルは本当に好青年でラッパーとしてのダーティーなイメージ(があるのなんて日本ぐらいじゃないかな…?)が全くないのは知っていたけど、実際に見て観ると一眼でわかる爽やかさ・絶対良い人感で溢れていた💫

アルバム一枚だけの新人、それもソールドアウト・ショーということもあって会場内に集まったのは信頼できる音楽好きLoyle Carnerの音楽が大好きな人たちという具合で、最高の歓迎ムードが整えられていた。

ロイルもそんな雰囲気の中、大変伸び伸びとできたのではないかと思う。その明るい性格とは対照的にクールなキレッキレなフロウを炸裂させていて、音源から受ける“メロウ”な印象とは良い意味で異なった熱量を感じた。また曲間をラップで繋ぎ、これぞ本当のMCという感じ。

どの曲も大好きで、常にハイライトという感じだったのだけれど、やはり一際凄かったのがラストのNo CD。コール・アンド・レスポンスも完璧で、Hip-hopでありながらRockで感じるようなダイナミズムを感じた瞬間でもあった。(作風だけをみればUK感はないけれど、こういう曲を聞くと、ああイギリス人っぽいなって思う。)照明の効果でステージがコマ送りに映ったシーンが本日のハイ・ハイライト。新人のライブ史上最高のライブだったと記憶してます。本当に凄かった!

 

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退場後には普段は絶対にやらないというアンコールを披露。曲はないから即興のポエット。意味は理解できたようなできなかったようなという感じだけど、そんな彼にとってエキゾチックな環境だったからこそ今回のような感動が生まれたライブなのではないかとも思う。きっと日本に良い印象を持ってくれた。再来日は近いと思う。

最後に綺麗なオフィシャルの写真もどうぞ。

 

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[2018.2.11]The xx I See You Asia Tour 2018 Tokyo at 幕張メッセ イベントホール

幕張メッセ〜、サマソニ以外でメッセ来たの初めて。イベントホールには初めて入ったけど。

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The xxを観るのは、これで3回目。しかも直近の1年間で、である。

洋楽アクトがこれだけ頻繁に来るというのも珍しいのだけど(しかもこれだけ大物が)、飽きっぽい自分がまた観に行きたくなるっていのも珍しい。でもそれだけThe xxの魅力にとりつかれてしまったのだ。

3rd AL「I See You」が発売される前の“これから何か始まる期待感”をひしひしと抱かせてくれた2016年の年末、そしてフェスサイズに凝縮し、一種の彼らの完成形・到達点を見せてくれた昨年のフジロックを経ての今回の再来日ツアー。

基本的には一連のツアーと同じ構成ではあるんだけど、同じ曲でも今までとは違うアレンジをしていたりして、また違う趣を感じさせてくれた。I Dare Youのバラードアレンジも素敵だったし、この日のVCRは以前よりも力強く胸に響いた。

 

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本当に観るたびに好きになる…。

The xxって今時の感じを体現しているバンドだと思うんですね。

音楽はもちろん、ファッション面でもMerchにちゃんと力を注いでいる。何がクールなのかちゃんと分かっている。しっかりとファンを愛すからこそファンからも愛される。ライブを見ると毎回ジーンときちゃう。そして毎回これ以上にない拍手で彼らを祝福する。

 

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[2018.1.22]Mac DeMarco Japan Tour 2018 at LIQUIDROOM

2018年初ライブはMac DeMarcoとなりました。場所はリキッドルーム。実は初めてでした。

 

前座はトリプルファイヤー。タモリ倶楽部などを通じて、その面白さがにわかにバレてきている吉田靖直がフロントマンのバンドです。随所にファンクを感じさせるキレッキレのバンドサウンドに、吉田くんのラップとも歌とも言えない心の叫びが乗っかっている感じがすごいおもしろかったです。Mac DeMarco目当てに見にきた外国人にはどう映ったのか興味あります。今度トリプルファイヤーのホームでのライブも観てみたいですね。

 

最近は、周りに外国人なんてライブも増えて、色々な面で、個人的には良いことの方が多いと思ってるんだけど、今回はライブハウスのど真ん中でタバコをモクモクとさせている人がいてびっくりw

フジロックとかでもそうだけど、今海外からのお客さんがどんどん増えてきて日本的な秩序が乱れつつあって、これからどんな着地点に向かうのか、ちょっと面白い時期だと思っています。

 

20時に差し掛かる頃にMac DeMarco登場!SEはどこかで聞いたことあるような、ないようなといったあのテーマソング。そうです、HARD・OFFのBGM!(わかるか!)

そして大好きなケンシロウの真似も披露!渾身の「オマエハ モウ シンデイル!!!」「アタタタタタタタタ・・・!!!」炸裂と、初っ端からデマルコ節を見せつけられた。基本こんな感じのテンションでライブは続きます。要所要所?にどこからか拾って来たようなサンプリングも流してました。マリオの「うわあああああああああ」久しぶりに聞いたw

彼らのライブはふざけている時間も多いのは間違いないんだけど(ビールの缶を開ける音をマイクを通して響かせてたりした。めっちゃいい音。笑)、観客とのコミュニケーションをとりながら、どんどんライブのリズムを作り上げていっているんだと思った。メンバー同士は当然仲良いし、観客とも仲良くする、というようなイメージ。よく観客をステージに上げるみたいで、今回も上げてた。

あと外国のお客さんが性格的にも言語的にも、よくマックからレスポンスをもらうのだけど、スタッフを呼んで「シティハンタースラムダンク大好きです。」と通訳させたりして、日本人オーディエンスに対する気配りもさり気なく見せたりする。意識的、というよりは本能的にそういう振る舞いができる人なんだと思います。

ただ決してふざけているだけでなく、聴かせるところはしっかりと聴かせてくれて、盛り上げるところはとことん盛り上げていた。マック・デマルコの場合、その振り幅はかなり大きいかも。まったりとした曲大好きだけど、そこからのFreaking Out the Neighborhoodとか最高ね!

 

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新幹線の時間が来てしまったので、Moonlight on the Riverが終わったところで、無念の途中退場。自分が会場から去った後も、1時間弱ぐらいやっていたみたいで、洋楽アクトには珍しくかなり長時間やってくれたみたいだ。(かなりグダグダだったとの情報も。笑

 

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Mac DeMarcoのライブの感想は、かなり音楽面以外のその他の面が目立ってしまうのだけど、とにかく楽しかったというのが伝わればと思います。本当にマックは愛されキャラですね。

僕の今回のライブのハイライトは、ドラマーのジョーがTokyo JoeとなってBraking Badのあらすじを語るという、今考えても訳わからないあのシーンです。

 

 

第1回:ももいろクローバーZ有安杏果の卒業に寄せて

このブログは主に音楽のことを中心に、自分の興味あることや価値観、物申したいと思ったことをざっくりと嫌味ったらしく連ねていく内容にしたいと思ってます。

“今思ったこと”というのを大事にして、将来的にはアッコにおまかせ!「芸能&ニュース どばっと1週間」のようなテンポ感で、軽くてスタイリッシュな文章が書けるようになることが目標です。あとオタクっぽさもなるべく出さないように留意して。不定期でも続けていきたいです。

 

この2018年1月は個人的に色々なトピックがありました。

まずは大晦日ガキの使いの笑ってはいけないのブラックフェイス問題。

headlines.yahoo.co.jp

 

TVとかネットとかで多く見た「あれは差別じゃない」「差別だ!という人のほうが潜在的に差別の心があるんではないか」という意見。個人的には、おいおいそこがポイントじゃないでしょ!と強く引っかかった。

But all of that's what the point is not
The point's that there ain't no romance around there

この問題で一番大事なのは、受けて側からの目線。自分たちの思惑は関係ないです。僕もあの黒塗りメイクに差別の意図があったとは思いません。でも受けてが悲しんでいるのにそんなつもりないよ!ってい言い張るの、いじめっ子がいじめている相手に対して「あれはいじめじゃない」って言う構図と似てませんか?

笑ってはいけない、僕も全部見たけど、あの仕掛けが構成上本当になくてはならないといけないものだったのか?という点では疑問であるし、もっと色んなこと考えてクールにテレビ作ろうぜ!って言いたいです。

あらゆる事柄でワールドスタンダードを意識しなければいけないってとても退屈で窮屈で、日本の良さが消えてしまうんじゃないの?って思う人がいるかもしれないけど、今の時代それって当然だよね?とも思うし、“良さ”って秀でた部分に表れるところで、今回みたいな悪い部分は切り捨てて行くべきだと思います。そんなこと言っててこれからまた日本は鎖国するつもりなんですか。

 

…というわけで、第1回目のキーワードは“ドメスティック”でいきたいと思います。

 

“ドメスティック(海外の人には良さが分からないかもしれないもの)”なものの代表例としてアイドル文化があると思います。言い方を悪くすればロリコン文化。恋愛したらダメなんだって、引く〜⤵️⤵️⤵️というような。

とアイドル大嫌い人間と勘違いされるような文言。しかし、かく言う僕もアイドルが好きな時期がありました。それが本稿の主人公ももいろクローバーZです。「好きな時期があった」なんて言うと今は違うの?と思われるかもしれないけど、そんなことなくて今も普通に好きです。昨年、テレビをつけて意図せず、嵐の番組にゲスト出演したももクロを見たとき嬉しかったですもの。ただライブを行くまでには至らなくなった。もっと他に観るべきものがあると思ったから。ほら、今月だけでもMura MasaMac DeMarco、JOEY BADA$$、The Internet、Julien Bakerのライブがあるじゃない!お金の使い方はちゃんと考えなきゃ。

ただももクロを好きになった理由に一言付け加えるとしたら、ももクロは他のアイドルとは全く違ったの!←はいっ!でたでた〜!他のアイドルファンから目の敵にされる発言のやつ〜〜〜!!!非難は受け付けます。

 

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僕がももクロを好きになったのは高校生のときのこと。当時RadioheadとかMuse(の1st)といったいわゆる暗〜いやつばかりを聴いていました。

 

そんな中に突如現れたのがももいろクローバーZ

訳が分からない、訳が分からない。宇宙を自転車で走ってるPV。転調ばかりする音楽。

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なんだこれは?!と衝撃を受けた。今ちょっとばかし音楽に詳しくなった風の僕でも、ヒャダインとがっつり組んでいたときのももクロは当時最も刺激的な音楽だったと思っています。

 

受験期寝る前に毎日YouTubeももクロのことを検索していました。勉強しろ!なんて言われたこと全くなかったのに、二次試験前にももクロのライブ映像を見ていた僕に父親が初めて「お前大丈夫なのか?」と心配した…なんてエピソードも。

 

自分が思うももクロの特徴をいくつか挙げます。

まず“無理やりやらされる”ということ。

女の子っぽい衣装は全く着させてもらえないし、時にはプロレスのヒールレスラーのようなメークもする。アイドルっぽくないアクロバティックなパフォーマンス。

しかし、いつだって全力でやり遂げた。無理やりやらされているのに出ないやらさている感。甲子園の高校球児のような爽やかさ、煌めきがももクロにはあった。そして無理やりやらさているものがいつしか無理やりでもなくなっていた。

 

次に“ハンパないアウトプットの量” 

これは“無理やりやらされる”に派生することかもしれないけど、とにかくももクロは色んなことをやった。試練の七番勝負では、色んな異業種の人たちとのトークをたくさんしてきた。半分マネージャーの趣味も入って本当に色んな人と絡んでいた。

そしてももクロの曲からは色んな他からの引用(元ネタ)を見つけることができる。

youtu.be

 

ももクロってとにかく引用、悪く言えばパクリが多いんですよ。(5Th Dimentionのときの衣装が本当にパクってたという笑えない出来事もあったんだけど。笑)

ただこれを良い話に持っていくヘルプとして、LCD Soundsystemのジェームス・マーフィーがデヴィット・ボウイに「If you know anything about my work, you know I’m an enormous fan of your work because I steal from you liberally」と言ったとき返答に、「You can’t steal from a thief, darling」というのがあって、つまりデヴィット・ボウイをしてでもたくさんパクってきたよ、ということなんです。

David Bowie defended Lou Reed’s Metallica collaboration, Lulu, according to LCD Soundsystem’s James Murphy | Consequence of Sound

ただデヴィット・ボウイがやってきたことは当然全てオリジナルなんです。自分の明確なビジョンがあって作品を創っていけば、そこに“オリジナリティ”は自然に生まれてくるものなんだと思います。ももクロの活動は、考え方なども含めて、正しく引用されて展開されてきた。だって考えてもみなさい、どうしたって、ももクロももクロでしかないでしょ?

 

おそらく世間的には全く話題になっていない、個人的にはももクロ史上最高の大名盤「白金の夜明け」には(特にブラックミュージックの要素が詰まった)多種多様の音楽要素がある。自分の1番のお気に入りはラストトラックの桃色空。(杏果の歌い方が最高なの。)色んなジャンルが混ざっているのにも関わらず、そこにアルバムとしての統一感があるのはももクロが歌っているからだと思ったんです。彼女達はこのアルバムをもってして、音楽的にもアウトプットしたものを自分達のものとして昇華することができるんだと証明しました(と個人的には思います)。

 

パッと思いついた特徴はこのぐらい。でもそれ以外の色んな事柄を踏まえても、ももクロはアイドルっぽくないことをたくさんしてきた。そもそも、ももクロAKB48のアンチテーゼとして生まれたアイドルグループ。かっこよく言えば、アウトサイダーとしてのスタートだった。

アイドルという大前提がありながら、“アイドルっぽくないこと”をするっていうのが、ももクロを面白くさせた最大の理由でもありました。

 

なぜ自分がももクロの興味を次第に失ってしまっていったのか…。

自分に正直になってみると、国立競技場のライブ以降、ももクロを応援するモチベーションを見失っていたのは隠しきれない。

アイドル史に残る「みんなに笑顔を届けるという部分で、天下を取りたい。」という夏菜子の名言、以外にもこんなことを言っていました。

「もう悪い大人は、私たちの前に壁を作ってくれないんだなあと思って。だから私たちは今度は自分たちで、大人の事情とか関係なく、もっといろんなことをやっていけたらいいなって思いました。」

natalie.mu

 

僕は、この発言を現場で聴いて一番、あぁ、、、とジーンときたんです。確かにな〜と納得させられるとともに、それでもやっぱり一つのゴールにはたどり着いてしまった感。例えるなら、ポケモンにおける四天王、チャンピオンを倒して殿堂入りしてしまった感。僕はポケモンにおいても、シナリオをクリアしてしまうと、ゲームに対する興味が薄れてしまう人間なんですね。

ももクロはとにかくスピード感が凄かったんです。Zスタート〜紅白〜国立競技場に到るまで。会場の規模もドラえもんバイバインのように大きくなっていった。

会場としてのゴールも、ここ日本では国立競技場がゴールだしね。改修工事前にライブが出来たのも、“持っていた”。

 

国立後の停滞感を自分は感じられずにはいられなかった。とりあえず変なところでライブをやる、という感じであったり、とっっっっくにピークを過ぎきっているKISSとのコラボ。(何も知らない馬鹿なおじさんが喜ぶだけだよ、そんなもん。)海外展開ではBabymetalに水を空けられてしまったし、テレビで扱われるアイドルは乃木坂46になっていた。ドームツアーでも地方では満杯にできない現実も目を向けなければいけなかった。旬のアイドルではなくなってしまっていたのだ。そんなこと関係ないよ!自分が好きならそれでいいじゃん!という目線はここでは無視しといて、ね。

 

そして、ここでようやく登場するトピック、2018年1月15日、ももクロの緑、有安杏果の突然の卒業発表。

www.asahi.com

 

僕が、最近距離を置いていたももクロに久々に興味を持った、持ってしまった出来事。この記事を書く最大の動機になった出来事。

距離を置いていたのにも関わらず、唖然として、悲しいという感情さえ湧き上がってこなかった。卒業発表を経て、色んな情報を漁った一週間だった。こんな形で再び興味を持ってしまって情けない。

ここで、ふと冷静になって考えてみた。このももいろクローバーというのは、そもそもアイドルがやりたい!と願って芸能界に入ってきた子の集まりじゃない。という前提があった。

女優のイメージが強かった、スターダストという芸能事務所が、レッスンの一環として、アイドルっぽいことをさせてみる、というのがももクロの始まりだったのだ。

 

かつてのももクロのメンバーだった、あかりんこと早見あかりも本来の夢である女優を目指して、ももクロを“脱退”した。

 

自分の中で、最大のももクロを好きな理由としては、前述した“アイドルっぽくなさ”なんだけど、その根底にあるのは、ももクロというグループは、“アイドルをしたくてアイドルを始めたわけじゃない”という事実だと思う。

人々にちやほやされるアイドルという職業になりたい!って思う女の子にちょっと引いちゃうというか…。(非難は受け付けます②)

(古市さんの支持者というわけでは決してありません、という前置きをして、)つまりこういう考え⇩

古市憲寿「アイドルはキモい」を女子高生飯豊まりえが支持(2015/09/20)

 

だからこそ、今回の有安杏果の“卒業”理由にはどこか納得せざるを得ないものを個人的には感じる。「普通の女の子になりたい」、確かに分かる。

そして発表後のももクロ御一行と言えば、やけにあっけらかんとしている。あっさりとし過ぎている。有安の考えを尊重したい、なんだそれ?

でも自分が仮にももクロのメンバーだったとしても、同じ結論に至るとも思った。本人の意思を尊重するって考え方ってすごい普通。あらゆる人がそうであるべき!と感じているだろう。そういう普通の考えが、莫大なファンを抱えていても決断できるというのがももクロというグループ。

やめたいと思いを隠して活動を続けることが一番ファンに失礼と思ったんだろう。思えば彼女達の行動に嘘偽りなんて、一度だってなかった。

 

しばらく試練らしい試練がなかったように見えたももクロに、久しぶりに大きな壁が現れた。

 

「逆境こそがチャンスだぜ!」

 

ももクロは逆境をバネにして、ポッカリと空いた穴を埋めるどころか、それ以上の快進撃を見せてきた。

自分には、4人になってしまったももクロに新たな期待感が湧いてきている。あの東京ドーム嫌いだったはずのももクロの、東京ドーム公演も発表された。

ここからももクロはまた面白くなるぞ。

 

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東京ドーム公演は就活の時期だから厳しいかも。だからサマソニなんかに来てくれないかな〜。ももクロサマソニ公演は2012年は伝説で、僕が見た2013年の公演も最高だった。

 

と無理やり繋げて、次の話題。また内容が180度変わって、最後は先日発表されたサマソニ第一弾の話題。

www.mtvjapan.com

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Chance The Rapperの文字を見つけて大興奮!!!昨年の幻のリーク事件を経ての出演発表!チャンス・ザ・ラッパーを日本で見ることができる!!!

 

ただこのCHANCE THE RAPPERの名前がもしなかったらと考えると、途端に絶望的な気持ちになってしまったであろうというのも事実。

 

BeckとNoel Gallagherがヘッドライナーのフェスって…。今は2018年だよ?SpotifyApple Music、Netflixの時代だよ?と思うわけです。90年代に全盛期を迎えた人たちが未だにその国を代表するフェスのメインを飾るって、それは正常なの?と物申したいわけです。

 

普通に考えたら、Chance The Rapperがヘッドライナーになります。Beckはどう考えたって、トリ前。決してヘッドライナーじゃない。自分はBeckの大ファンだし、ひいき目で見てもね。ノエルはそもそも、扱いが悪いフェスには喜んで出演しないでしょう。試しにNoel Gallagher's High Flying Birdsがアメリカの主要フェスに出演した記録をぜひ調べて見てください。

 

ただこうなってしまったのは、こうした方がお客さんを呼べると判断されたからでしょう。よく知らないChance The Rapperっていうラッパーがトリのフェスより、ベックとかノエル・ギャラガーっていうよく知っている名前の方が安心・安全ですよね!

ほら、ここにも“ドメスティック”な日本の洋楽市場が散見されます!ドメスティックな洋楽市場っていう、この矛盾を抱えたワード最高ですね!!!

 

ただ僕はサマソニ側の人間なので、Creativemanの心苦しい気持ちはよく分かる!

そうです!サマソニの褒めるべきところはたくさんある。近年のソニックマニアのラインナップを見ていると、深夜にやって面白いかどうかの判断は多少あるものの、見事に過去サマソニ・フジのメインを飾ってきたロック・バンドを深夜に追いやっている。

去年や一昨年のラインナップを見て欲しいんだけど、以前はソニマニの中核を担っていたEDMアクトがロック・アクトと入れ替わるようにメイン・ステージの重要なスロットに出演するようになった。

その集大成として、2017年はCalvin HarrisがDJとして初めてサマソニのトリを飾った。(自分はカルヴィン・ショックを受けた側の人間だけど…笑)

 

2017年のラインナップを見てみよう。

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ピコ太郎、欅坂46、Babymetal、UVERworldまでも連れて来て、とにかくごっちゃ。色んな層を呼ぼうとし過ぎ!笑

ただCalvin Harris+Foo Fightersってとってもワールドスタンダードな両ヘッドライナー。去年のフジロックなんかよりもよっぽどね。ただ集客は厳しかったみたい。色んな客層に目を向け過ぎたっていうのも一つあるんだろうけど、単純にヘッドライナーが弱かったのかもしれない。Radioheadが来れば、ソールドアウトしたんだし、(Radioheadは現在でもスーパーヘッドライナーだけど、)せっかく頑張ったのに来客が見込めないなら、そりゃBeckやノエルをヘッドに置こうと思う。フェスはボランティアじゃなくて、商売だから。

 

以上、フェスはどんなにビッグネームを呼べても、スロットの位置次第ではテンションが下がる、といった話から、サマソニは頑張っている!同情する余地ある!っていう話をしてきました。

 

ただ今年のサマソニはビッグネームを呼べているのは事実で、この極東でのMy Bloody Valentineのライブ復帰アナウンスは世界中で波紋を呼んでいる。Kelelaなんてめっちゃフジが似合いそうじゃ〜ん!っていう今ホットなR&Bアーティストなんだけど、これも絶対外せない。そして何よりChance The Rapperがいる。前方は日本人よりも外国人の方が多いかもしれない。でもここ日本でもNo Problemの大合唱を見せてやりたい。

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というのが僕のサマソニ2018第一弾発表の率直な感想です。

ここにさらにCamila Cabelloなんか加わったら最高だな〜なんて願いも最後に載せておきます。

最近はすっかりカミライザー、笑

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以上が記念すべき第1回の全内容です。こう書いてみると、2018年1月は文化的にとても濃密な気がしてきました。Netflixの「このサイテーな世界の終わり」も最高に面白かったし。

www.netflix.com

[2017.12.9]GLIM SPANKY BIZARRE CARNIVAL Tour 2017-2018 at 静岡・清水 SOUND SHOWER ark

GLIM SPANKYのライブを観るのは今回が3回目。せっかく良い整理番号だったのに、ぐだぐだ時間を潰していたら会場に到着するのがギリギリになってしまった。

今回びっくりしたのは、初めて学園祭で観たとき、そして前回名古屋のライブハウスで観たときにはいなかった小さな子供のお客さんが確認できたことだった。やはりONE PIECEの映画の主題歌になったのは大きいのか。

初めての静岡単独公演にもかかわらず、場内の雰囲気はとてもアットホームだったのも印象的だった。楽曲だけ聴くとクールなイメージが強いかもしれないけど、実際の彼らはもの凄い人懐っこい人たちなのだ。ちなみにレミさんは(清水出身の)さくらももこコジコジの大ファンらしい。

サイケに傾倒した新作からの曲はどれもカッコよくて、今現在のグリムの音が迷いなく鳴らされてい流ように感じた。以前聴いたことがある曲でも、特にダミーロックとブルースなんかは前とは比べられないほどにかっこいいアレンジになっていて、曲中はずっと鳥肌が止まらなかったくらい。

武道館公演も決定し、ますますスケールが大きくなっていくGLIM SPANKY。どんなに大きな存在になっても、大事な芯の部分はずっと変わらずにいるんだろな〜というのをENの大人になったらを聴いて思いました。

 

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[2017.12.6]FLUME JAPAN TOUR 2017 at マイナビ BLITZ

マイナビBLITZにいつの間にか生まれ変わってた赤坂BLITZ…。

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ビックリしたのは、海外のお客さんの多さだった。半分かそれ以上は外国の方だったと思う。FLUMEはグラミー賞を受賞し、今最もホットなDJ/プロデューサーだと思っていたけど、日本にいてさえ、海外との人気の差を思い知らされるとは思わなかった。

 

とにかく美しくて、まるで別の世界にトリップしてしまったかのようなステージだった。

 

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Tennis CourtからのNever Be Like You最高。

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大団円!

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アンコール最後でアルバムSKINのラスト曲でもあるTiny Cities (feat. Beck)のときの光景が忘れられない。なんとも言えないチルい空気感でした。大満足。

[2014.11.14]MUSE Live At Yokohama Arena

MUSE、2年ぶりの来日。4年ぶりの単独来日公演。 

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自分にとって初めての衝撃的な音楽体験はMUSEであることは間違いない…

フェスというものもよく知らんかった自分が、今思えばどこからお金を捻出したかも思い出せないけれど、とにかくMUSEが観たくて一人で行ったSUMMER SONIC 2013 TOKYO Day2。(夜行バスで東京まで向かった。前日サイゼリヤで年齢確認された。)とにかく暑くて、モッシュが凄くて、死にそうになったのを覚えている。あのときに聞いたPlug In Babyの余韻がその後しばらく残っていて、それが現在まで続くライブの現場に訪れるモチベーションの起源かもしれない。

思い出を語るような気分になってしまうほど、随分と前のことを喋っている気持ちになってしまったが、現在最も聞いている音楽のジャンルでもなくなってしまったのも事実。しかし、ライブは間違いないし、何よりMUSE来るよーと伝えて、すぐに行きたーいと言ってくれる友人ができたのが一番今回ライブに足を運ぶ大きなキッカケとなったかも。

 

定刻から20分ほど遅れてライブがスタート。新曲Dig Downが始まり、このデカイ規模でここまでワクワク感を煽るバンドはやはり只者ではない、とすぐに再確認。

2曲目のPhycoが始まる頃には、最もMUSEが好きだった頃の自分に一気に引き戻されてしまった。Sスタンディングで後ろの方で見ていたが、なぜケチってSSスタンディングにしなかったのだろうと早速後悔。。。

Showbizなど1stのレアな曲などが披露された前日とは違い、この日はこれぞMUSEという、HysteriaやStockholm Syndromeという鉄板曲がセットに組み込まれていた。Take A Bowを演ったのは結構珍しかったのかな?後ろの方でも音圧がズシズシと伝わってきて、ステージがよく見えるかどうかの違いだけで、横浜アリーナのどの場所でも十分に満足させる音作りができていたのではないかと思った。また今日のライブはFacebookで世界中に配信されていたようである。(アーカイブはいつまで残してくれるのだろう?)

 

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ドミニク・ハワードが太鼓の達人の鉢巻?をずっとつけていたり、マシュー・ベラミーがいきなり法被を着て登場したりエンターテインメント性も忘れないのがMUSEである。Starlightでは巨大風船が投下され、Mercyではありえん量の紙吹雪が横浜アリーナの宙を舞った。

発売から期間が空き、さしてDRONESツアーという感じもしなかった今回の公演の中でも、終盤に披露されたThe Globalistが圧巻だった。プログレ的に姿を変えていくロック・オペラとも言えるこの楽曲は、もの静かな前半から、不穏なギターで一気に破綻してゆくのだ。音楽と対応した背景の映像も美しかった。とても先ほどまで法被を着ていた人とは思えないw

そして最後はもちろんUprisingからのKnights Of Cydonia。自分は、というかMUSEが好きな人全員、本当に兵士になってしまったかのように大声で合唱して生まれる一体感が好きなんだと思う。ぎゅっっっとMUSEの魅力を詰め込んだような今回のライブが終わるのは本当に早かった!またいつかMUSEのライブに行く機会はあると思うし、今度はケチらないで一番良い券種を買う!!!笑

 

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最後に少し気になることと言えば、、、

世界中でヘッドライナーを務めるバンドで、ここ日本でも高い人気を誇っているのは間違いないんだけど、それでもチケットが完売しなかったのは少しショックだったな。平日で、今回はチケット代もかなり高かった気はするけど。個人的には、賛否両論は発生することは避けられないけど、オープニング・アクトがいても良かったのか〜という意見です。

あと副題の「日本版IRの未来」って何だったんだろう…?笑