My Own Life Is Rubbish

主にライブレビューや音楽のことについてのブログです。

[2014.11.14]MUSE Live At Yokohama Arena

MUSE、2年ぶりの来日。4年ぶりの単独来日公演。 

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自分にとって初めての衝撃的な音楽体験はMUSEであることは間違いない…

フェスというものもよく知らんかった自分が、今思えばどこからお金を捻出したかも思い出せないけれど、とにかくMUSEが観たくて一人で行ったSUMMER SONIC 2013 TOKYO Day2。(夜行バスで東京まで向かった。前日サイゼリヤで年齢確認された。)とにかく暑くて、モッシュが凄くて、死にそうになったのを覚えている。あのときに聞いたPlug In Babyの余韻がその後しばらく残っていて、それが現在まで続くライブの現場に訪れるモチベーションの起源かもしれない。

思い出を語るような気分になってしまうほど、随分と前のことを喋っている気持ちになってしまったが、現在最も聞いている音楽のジャンルでもなくなってしまったのも事実。しかし、ライブは間違いないし、何よりMUSE来るよーと伝えて、すぐに行きたーいと言ってくれる友人ができたのが一番今回ライブに足を運ぶ大きなキッカケとなったかも。

 

定刻から20分ほど遅れてライブがスタート。新曲Dig Downが始まり、このデカイ規模でここまでワクワク感を煽るバンドはやはり只者ではない、とすぐに再確認。

2曲目のPhycoが始まる頃には、最もMUSEが好きだった頃の自分に一気に引き戻されてしまった。Sスタンディングで後ろの方で見ていたが、なぜケチってSSスタンディングにしなかったのだろうと早速後悔。。。

Showbizなど1stのレアな曲などが披露された前日とは違い、この日はこれぞMUSEという、HysteriaやStockholm Syndromeという鉄板曲がセットに組み込まれていた。Take A Bowを演ったのは結構珍しかったのかな?後ろの方でも音圧がズシズシと伝わってきて、ステージがよく見えるかどうかの違いだけで、横浜アリーナのどの場所でも十分に満足させる音作りができていたのではないかと思った。また今日のライブはFacebookで世界中に配信されていたようである。(アーカイブはいつまで残してくれるのだろう?)

 

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ドミニク・ハワードが太鼓の達人の鉢巻?をずっとつけていたり、マシュー・ベラミーがいきなり法被を着て登場したりエンターテインメント性も忘れないのがMUSEである。Starlightでは巨大風船が投下され、Mercyではありえん量の紙吹雪が横浜アリーナの宙を舞った。

発売から期間が空き、さしてDRONESツアーという感じもしなかった今回の公演の中でも、終盤に披露されたThe Globalistが圧巻だった。プログレ的に姿を変えていくロック・オペラとも言えるこの楽曲は、もの静かな前半から、不穏なギターで一気に破綻してゆくのだ。音楽と対応した背景の映像も美しかった。とても先ほどまで法被を着ていた人とは思えないw

そして最後はもちろんUprisingからのKnights Of Cydonia。自分は、というかMUSEが好きな人全員、本当に兵士になってしまったかのように大声で合唱して生まれる一体感が好きなんだと思う。ぎゅっっっとMUSEの魅力を詰め込んだような今回のライブが終わるのは本当に早かった!またいつかMUSEのライブに行く機会はあると思うし、今度はケチらないで一番良い券種を買う!!!笑

 

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最後に少し気になることと言えば、、、

世界中でヘッドライナーを務めるバンドで、ここ日本でも高い人気を誇っているのは間違いないんだけど、それでもチケットが完売しなかったのは少しショックだったな。平日で、今回はチケット代もかなり高かった気はするけど。個人的には、賛否両論は発生することは避けられないけど、オープニング・アクトがいても良かったのか〜という意見です。

あと副題の「日本版IRの未来」って何だったんだろう…?笑

[2017.10.22]TOYOTA ROCK FESTIVAL 2017 Day1

自宅からそう遠くない場所でフリーフェスティバルがあると聞き、ラインナップも観たいアクトがいくつかあったので友達を誘って行ってみた!

しかし生憎の雨模様で、というか台風が接近していて二日目は中止を余儀なくされたぐらい天気が悪かった😇というわけで最後のサニーデイ・サービスまで観ずに早々に帰宅。

気合を入れて行ったフェスじゃないと雨キツイw

飲食店が充実していて、晴れたならもっとゆったりとフェスを楽しめたのかなという気がします。来年以降もラインナップを観て参加の是非を決めたいです。

数少ないですけど、観たアーティストの感想をちゃちゃっと

 

フジロックは最終日の遅すぎる時間で観ることができなかったが、今回のトヨロックで初めて観ることができた。本当に楽しい音楽で、ずっと踊っていられるバンドだった。今度は自然に囲まれた場所で、思いっきり晴れた環境で観たい。

 

生バンドを引き連れていて結構かっこよかった。本人も活動を進めていくうちにHip-Hop以外の音楽もたくさん吸収していき、現在のような形になったと言っていた。ライムに乗せて、Hip-hopの歴史をラップしていた。

 

  • 15:20~ EAST LAND ゆるふわギャング

ゆるふわギャングを年内にどうしても観ておきたくてトヨロックに行ったようなものだった。MCが登場する前のDJでもMigosが流れたりしていてテンションが上がった。

今売り出し中なだけあってか、パフォーマンスがキレッキレで目力も凄かったw

フェスにちなんで、Fuckin' CarからTOYOTA Carに変わる一幕もあったりした。

曲によってはカルヴィン・ハリスのFunk Wav BouncesやFutureっぽい曲もあって、ちゃんと海外のシーンと呼応して曲作りがされている感じがした。

 

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ここまで観て帰宅!雨で随分と体力が奪われてしまった。

その後温野菜で食べたきのこ鍋が美味しかったです。

[2017.10.7]Noname Live At Shibuya WWW X

去年発売されたミックステープTelefoneが好きでよく聴いていたので、今回の公演が発表されるや否やチケットを買った!初WWW X、一度行ってみたかったハコだった。

バンドセットということで物凄くテンションが上がったけど、Telefoneの内容からするとバンドセットじゃないと納得できなかったかもしれない。笑

熱気が直に伝わる生の演奏をバックに、音源では常にクールなフロウを披露していた彼女もライブではとても快活で常に笑顔だったのが印象的だった。ライブ間のMCと曲の境界がないことも多く、彼女にとっては語りかけることもラップすることもそこまで大きな差はないのかもなと思った。

朝霧Jamに出演するということが発表されてから、野外で見る方が良かったかもな〜と少しばかり思ったけど、まだ正式な1stアルバムを出していない海外アーティストの公演がSold Outしただけあってオーディエンスのテンションも最高だったし、初来日の彼女を気持ち良く迎え入れることができたのではないだろうか。

1時間にも満たない公演時間だったけれど、夢の中にいるような至福なひとときだった。

 

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[2017.9.20]Thurston Moore Group Live At Nagoya Quattro

当日券を買って行ってきた!名古屋クラブクアトロ!Klan Aileenがサポートアクト。良い組み合わせだと思った。

下の階にあるタワレコで普通にサーストン・ムーア買い物しててびっくりした。笑 (来日すれば必ずレコ屋巡りをするのは有名な話)

ライブの方はというと、今年出た新作でほぼセットリストが占められるという構成で、来年には還暦を迎えるというのに、過去を振り返ることなく現在進行形の姿を見せ続けているのは純粋に凄いなと思う。以前見たときよりも、かなり実験的な要素が加えられていたし。そしてデビー(水色のベースが印象的)とスティーヴのリズム隊が最高過ぎた!クールなデビーとなんかキツそう?にドラムを叩くスティーヴの対比も良い。笑

非常にマイペースに、大人の余裕を持ってライブを進めていた。ソニック・ユース時代も含めたベスト・ヒッツ・ライブ!なんて決してやらなそうな感じ、すごいカッコ良いと思います。

 

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[2017.8.21]Whitney Live At SPACE ODD 〈SUMMER SONIC EXTRA〉

ソニマニ+サマソニDay1という参加だったので、Day2出演のWhitneyは1月の来日公演と同じように諦めることに…と思っていたのですが、エクストラ公演が発表されて迷わずチケットを購入!やっぱ観ておきたいですもの!

そして当日、暇を持て余して渋谷をぶらぶらしていると、一蘭の前にいる外国人のグループを観て、なんか見覚えあるなと近づいてみるとメンバーのジュリアンとマックス(とサポートメンバーの1人)ではありませんか!!!

声かけるかどうか迷ったけど、後で後悔してはいけない…と話しかけてみる。緊張もあってまともな英語はほぼ喋られず!しかしそんな僕にも気さくに対応してくれて一緒に写真も撮ってくれた!嬉しいw

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より一層ファンになってしまいました!

 

そんなサプライズもありつつ、渋谷周辺で暇を潰し、ライブが行われる渋谷/代官山SPACE ODDへと向かう。聞き慣れないハコだったけれど、ここは元々あった場所をCreativemanが買い取ってライブハウスとして運営し始めたとこららしいです。今後はここで行われるクリマン主催のライブが増えるかもしれませんね。

 

Whitneyは正式メンバーはDr/Voのジュリアンとギターのマックスだけだが、ライブでは4人のサポートメンバーを加えた6人編成となる。さっき写真の一番右に写っている人はリズムギターのプリントだと後々調べて分かりました。(これを機に覚える!)

いざDave's Songでライブが始まり、アコースティックサウンドにジュリアンの美しく繊細な高音ボーカルが乗っかる。それを目の当たりにするだけで既にちょっと感動してしまう。

前回の東京の公演では、酔っ払い過ぎて最後まで演奏することができず…という感じの中々アレな(、そしてレアな)ライブだったらしいので、この日のライブでも手にお酒を持つ度に不安を煽られることになったw

がしかし、今回は終始安定した演奏を最後まで見せてくれました!(飲んでた量は前回よりも多かったとの報告もw)今回は前回と違い、5日前から日本入りしていたこともあってか、時差ボケなどもなく、体調もバッチリだったのだと予想!笑 …てか、ジュリアンはお酒なしでライブはできないタイプなんだと思う。

Whitneyのライブは、音源のような哀愁漂いながらもどこか温かさを感じさせてくれるような情緒を守りながらも、低くセッティングされたジュリアンの力強いドラムによって随分と曲の印象が変わっていた。より熱量を持って、これぞまさに情熱の赤い薔薇🌹🌹のようでした。人によって好みは分かれるような気もするけど、あのジュリアンの憑依したように感覚的に叩くドラムが個人的には好きです。ただ酔いが回ってるだけかもしれないけどね。笑

ジュリアンは酔っ払ってもテンションがハイになるタイプではない、かつアイロニカルにマイペースなMCをするので、曲間は独特な雰囲気になるw やはりこの日本特有の静けさは苦手らしい。心は燃え上がっているんだと上手く伝えたいけど…🤧 でもBabymetalの話題とか面白かったな。笑 

 

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アンコールに入り、NRBQのMagnetを披露するとき、マックスが自分のことに気付いてくれて、ジュリアンが「彼とさっき会ったんだ。僕たちは友達だよ」みたいなことを言ってくれて、嬉しかったけど、注目を浴びて恥ずかしかったw 「さっき一蘭で会ったんです」とボソッと説明することに。笑

ライブはNo Womanを最後に約1時間で終了。トランペットがラストに力強く響いて、視界が開ける感じ、良かったな〜。なんだか今日のこのライブの感じはずっと心の奥底に残しておきたいです。

 

この1ヶ月間、それはそれはライブを観まくったけど、今日でひと段落。ちょっと宙に浮いた感じで明日からの現実に目を向けたくない。笑

夏の終わりを告げるのに相応しいWhitneyのライブでした。

[2017.8.12]RISING SUN ROCK FESTIVAL 2017 SAT

ライジングサン!行ってきた!!!

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元々北海道出身なので、友人がたくさん遊びに行ってたりして何かと身近なフェスだったんですけど、地元から離れてしまったし、邦楽オンリーなので自分とは縁はないかな?と思っていました。たまたま色々とタイミングがあって今回初参加することに…。というよりフジに行くようになって野外フェスの楽しみ方が分かってきたから、以前よりも興味が沸いてきたというのが大きいかも。

 

ライジングサンというフェスの名前は、2日目がオールナイトで終演とともに日の出を見るぞーーー!☀️☀️☀️というテーマに由来しております。今回2日目だけ参加したんですけど、朝が近づいてきて明るくなってくると、疲労感も重なってちょっと感動しちゃいます。

 

ライジングサンとフジロックを比較すると、ライジングの方が敷地も多分大きくてだだっ広い感じです。フジは広いんだけど、コンパクトにまとまってよく作られてるな〜と思いました。自由度で言うと、ライジングの方が高い気がしました。場内にテントを設置するエリアが設けられていたりして、ライブなんか観ずにずっとワイワイなんて人も。飲食ブースがいたるところにあるし、居酒屋ちっくな場所もあったりして、フジ以上にライブはそっちのけにしたくなるような空気感があるかも。笑 

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ただ水はけが最悪です。雨が降ると、エリアの大部分がドロドロになって沼化します。ちょっと想像以上でした。雨が降るなら、ライジングはもう行きたくないな…というのが正直なところの感想。ただそれ以上に晴れた日のライジングサンにもう一度行きたいなーとも思います。

 

雨が降ってしまったので、予定よりたくさんライブを観ました!☂️ レビューとして書くと大変なので、軽い感想だけ書いときます。

 

  • 15:00〜 RED STAR FIELD never young beach

ネバヤン!フジでも観れたけど、人がいっぱいだったのでGlim Spankyの公開収録を観に行ってた!ライジングでも観られることが確定していたし。

雨が全く似合わないバンドだけど、夏を感じさせる楽曲や本人たちの人柄を感じされるMCに心が温められました。面倒見が良い親戚のお兄ちゃんみたいな感じだったな。とりあえずとっても素敵な空気感なんですよ!

 

曲のクオリティーは高いけど、ライブはまだまだかなという印象(MCもかなり口下手。笑)。ドラムがもっと上手ければ良いのになー。思ったほどノれなかった。

 

圧倒的な存在感!あんなにファンキーでソウルフルでエンターテイメントを分かってる男性シンガーって今後日本に現れるのだろうか。坂本 九の上を向いて歩こうのカバーがクセが強過ぎてめっちゃ笑った。

 

9時の花火が鳴り終える頃ステージに登場。(屋根付きのステージなので花火見れなかった😭)シティ・ポップの流れの中では圧倒的にポップス感が強い男女混合グループ。リア充感も凄い。ただライブめっちゃ良い。正直予想外だった。ふとするとアイドルのコンサートに来たかのような曲調やコールアンドレスポンスもあったりするんだけど、そうならないのはしっかりとしたバンドの演奏やグルーヴ感。機材トラブルもあったけど、そんなことは全く気にならないくらいのパフォーマンス力だった!Smashがツアーを組んでるっぽいし来年あたりフジロックに出そう。

 

フジのグリーンで観るロケーションや照明の効果には全然及ばないんだけど、その分パフォーマンスがより身近に感じられたし、演奏はライジングの方が良かった気がした。

 

  • 23:00〜 def garage きのこ帝国

やっときのこ帝国が観られる!始まる前は小さなステージで少ない持ち時間に不満を抱いていたが、始まってみると、ライブハウスのような距離感で半野外の風が入ってくる感じや少し肌寒い気温がきのこ帝国とちょうどマッチしている気がしてとても良かった。

5曲しかやらなかったけど、その5曲が全部好きな曲でこれ以上ないほどに満足しました。あっという間だった。

 

始まる頃には超満員。この日最もRED STAR FIElDに人を集めたのは間違いなくこのサチモス。ライブがめちゃくちゃ良くなったという印象はないけれど(大きいステージにアジャストしてきているという印象は受けた)、ヨンスのオーディエンスの煽り方が3月に観たときよりもかなり進化していた!やけに英語を使ったり、マイクパフォーマンスをしたりとどんどんうざくなってきていて最高でした!(褒めてます)あとStay Tune終わってぞろぞろとその場を後にする人たち正直過ぎでしょ…笑

 

  • 2:40〜 BOHEMIAN GARDEN Roth Bart Baron

タイムテーブルを信じて1:30に来たら、1時間以上待たされた!笑 雨は降ってるし、身体は冷え切ってるしと最悪なコンディションで迎えたライブだったけど、総勢10人のステージ上のメンバーから織り成されるサウンドは鳥肌モノ。ステージとスケール感が全く合っていないと思った。でも本人たちはこの時間帯とこの場所でRoth Bart Baronを見るという選択肢をしてくれた観客にライブを見せるということに意義を感じてくれていたようで、決して多くはない人の数だったけど、最後にはステージの下にまで下りて、そこにいる観客全員と一緒に大合唱。小さなステージの小さな奇跡…という瞬間に遭遇した彼らのステージだった。

 

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最後はほぼ頭に入ってないけど、くるりをふわふわと聞いていた。また来る機会があれば今度は晴れて、しっかりとしたライジングサンを見せてくれよ!

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[2017.7.30]FUJI ROCK FESTIVAL 2017 Day3

最終日!晴れている!昨日は一日中雨が降っているイメージだったので、晴れ間が見えただけでちょっと嬉しい。テントの片付けするときに、雨が降ってたら嫌だしね。まあ、後ほど普通に雨が降るんだけどね。

Nina Kravizを寝てて見れなかった友人たちを「代わりにリカックス見に行くぞ!」と叩き起こして、デイドリーミングに向かう。やっぱりフジロックに来たら、期間中一度はドラゴンドラに乗りたい。

晴れだった昨年と比べて、並ぶこともなくスムーズにドラゴンドラに乗れて、しばしのゴンドラ旅の始まり。去年は何見ましたか~?なんて同じ車内の人と話したりしたけど今年はそんなこともなかったな。笑

頂上は標高が高いから涼しい~。今年はちょっと肌寒いくらいかも。到着する頃にはLicaxxxのDJは終わりかけでした。クールに、そしてたまに照れた表情を見せるLicaxxxはとてもキュートでした。

 

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せっかく山頂に来たものの、ほとんどの時間は山小屋で過ごすという。いや、野外で過ごしていると人工物の建物での休憩サイコーなんですよ…。昼食をゆっくりとったり、ウイスキーを飲んだり、スマホをだらだらといじったり…。今となってはなぜDYGLもReal Estateも観ずに、休憩所でだらだらとしていたのか甚だ謎ですが、デイドリーミングってそういう場所なんですよ。それにしてもDYGLもReal Estateも両方評判良かったな。 

 

  • 14:00〜 Red Marquee Maggie Rogers

重い腰をようやく下ろして観たのが(と言っても、テントの外)、マギー・ロジャース。まだ正式な1stアルバムも出していないSSWを知る機会を得られるのもフジロックのおかげというわけだ。

そこまで音源を聴きこんではいなかったのだけれど、勝手にしっとりと聴かせる感じになるのかなと思っていたライブはテント外でも分かる異様な盛り上がり。昨日のアマゾンズもそうだけど、デビューしたての新人が異国の地で、オーディエンスの熱烈な歓迎を受けて最高のライブをしちゃう瞬間に出逢える。っていうのがレッドマーキーの魅力の一つだと思ってます。テント外で座りながら聴いていたはずの自分がいつの間にか立ってその姿を確認しようとしていた。最後にファレルが感動して涙目になったという彼女の代表曲Alaskaで大盛況の内に終了。マギー・ロジャース、何かのキッカケがあれば、Lordeのように一気にスターダムにのし上がる可能性は十分にあると思った。

 

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  • 14:50〜 Green Stage JET

間髪入れずにグリーンステージでJETです。特に思い入れもないし、Are You Gonna Be My Girlだけが聞きたいだけのにわかですらない人間なんですが、続くYUKIちゃんを良い位置で観るためにモッシュピット外の柵最前付近でJETを観ていた。誰が誰だかも分からなかったけども、ファンからしても、フロントマンのニックの変貌ぶりには誰だか分からなかったようである。笑

普通に盛り上がっていたけど、やっぱりAre You Gonna Be My Girlのときが桁違いに盛り上がっていた。メガヒット曲を持っているバンドはいいね!今回のフジのライブは、多くの人にとって、「思い出」だとか「青春」という言葉で消費されることが多かったんじゃないかなと思うけど、そういう枠があってもいいよねって思った。

 

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  • 16:50〜 Green Stage YUKI

今年のフジロックでの一番のサプライズはこのYUKIの出演ではないだろうか。過去にロッキンやサマソニの出演経験はあったけれども、このフジロックは日本で最もJ-Popのアーティスト・グループの出演に慎重なフェスであるのは間違いないし。20年を超えて、もっと多くの人に門戸を広げようという意志の表れなんだろうか。それにしてもびっくりした。

今回のフジロックは、RADWIMPSに始まり、The Back Horn10-FeetGorillazも、自分にとって中学~高校に聞いていたバンドがたくさん出演したことが個人的に印象深かったのだけれど、その中でもYUKIは一番聴き始めた時期が早くて、それでいてずっと好きなアーティストだった。邦楽のアーティストで欠かさず新譜をチェックしてきたのは、YUKIくらいかも。そのくらい好きなアーティストだったのだけれども、ライブに行こうだとかは全然考えつかなかった。普段行くライブとは、どこか別枠に考えていたところがあった。なんとなくフェスで初めて観る気がしていたけど、それがまさかフジロックだなんて。(また言ってる。)フジロックも月日を重ねて、YUKIを出演させてもいいかなって思えるようになったし、そして今でもYUKIを心から好きだな思える自分もいて、お互い良い年の取り方をしたねって感じです。

以上のような思いが今回のYUKIの全て的なところがあるんですが、ライブもそれは素晴らしかった。フジロック限定の「ユキロック」Tシャツを作るぐらい(購入した💓)、本人も気合を入れてきたんだと思うけど、(おそらく今フジで最大級の)オーケストラを引き連れたりして、やはり音のこだわりも一流アーティストである。これは絶対なんだけど、フジは売れ線だけのアーティストを招聘することない!

 

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ついに華やかな衣装を身に纏ったYUKIが登場し、 おお!やっぱり小さい!と思いつつ、ステージ上では圧倒的存在感を放っている。そして御年45歳とは思えない可愛さに驚く。生で見ると、20歳ほどのピチピチさはなくとも、それでも美しいし尊い。苗場に歌姫が舞い降りた!

YUKIの曲で知らないものはないと高を括っていたけれども、一曲目がまさかの『うれしくって抱き合うよ』からの恋愛模様で「あれ?これ何だっけ?」とさっそく焦りつつも、初っ端からアーティストとしての素養を見せつけていた。

2曲目以降はよく知っている曲で、Hello!で早々に感極まっている自分に少し驚く。ライブで涙を溜めることってほぼないから。YUKIが時折、聞こえるか聞こえないかくらいの声で「楽しい」ってつぶやくのが嬉しかった。一見、フジロックってアウェーのようにも思える環境だけれども、グリーンステージには決してそんな空気感はなかった。とても温かかった。それはYUKIJUDY AND MARYから続くアーティストとしての歴史の賜物じゃないかと思う。日本人で音楽が好きな人なら、必ずどこかでYUKIという存在は知ることになるくらい偉大なアーティストですよ!

新作からは聞き間違いの一曲のみというフェス向けのセットリストだったと思うけど、聴きたいなと思っていた曲は大体聴けたな。(ワンダーラインが序盤に来たのは意外だった。)個人的ハイライトは、7曲目のハミングバード。うっとりと聴き入ってしまっているのだけど、心は揺さぶられまくりです。

終始、感傷的な思いでステージを観ていたけど、最後は鳴いてる怪獣→WAGONというとっても楽しく、チャーミングな曲で、幸福感に満ち溢れていた。「YUKIのWAGONに乗ってくー?!」という煽りに今日一番の「HOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!」をささげた!想定してたのか予想外だったのか、真意はYUKIのみぞ知るだけど、雨が降りしきる中、WAGONという雨曲で締めくくったのは出来すぎていやしませんか?

 

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終わりが近づいてきたら、その場を離れてホワイトに向かおうと作戦を立てていたのだけど、案の定YUKIをフルで観てしまった。その場で棒立ちしていたい気分だったけど、無理やり身体を動かしてホワイトへ向かう。

ホワイトに着いた頃には定刻から20分くらいは過ぎていただろうか。それにしても凄い人であった。Bonoboってこんなに人集めるのかよ!

 

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PAより前には全く進めず、視界の悪い後方で楽しむしかなかったけど、これ最初から観てたら間違いなくベストアクトに食い込むレベルだなと感心していた。生演奏で紡ぎ出されるダイナミズムに、先ほどまでYUKIにキャーキャー言っていた自分はどこに行ってしまったのか?と思うほど惹きこまれる。フジの雰囲気とこれほどマッチするエレクトロニック・ミュージックは他にいないのではないかと思う。少しでも観られて良かったけど、これは単独公演行きたい…。

 

ロードに間に合うようにグリーンに戻ってきたけど、着いてみると、あれま、グリーン空いてるな…😥世界を魅了する新世代の歌姫を迎えるには少し寂しい気もしたが、海外フェスと同じような扱いで、かつビョークの前というスロットを用意してくれたSMASHの判断には感謝したい!

 

  •   18:50〜 Green Stage Lorde

3年前(当時まだ17歳!!!)にRed Marqueeのトリを飾るなど、デビュー時から非常に高い注目を集めていたが、今年2ndアルバムを発売し、完全なる新世代歌姫として苗場に帰還!スクリーンから映し出される黒のドレスをまとったその姿はまるで二十歳とは思えない妖艶さだった。ロードはパフォーマンス力が凄い!と以前から噂には聞いていたが、この日もグリーンステージの広さを感じさせないパフォーミングであった。

3年前に初出演したフジロックの思い出を語ったり、無邪気なジョークを言ってみたりするところから彼女の性格の良さが伺えた。そして後に控えるビョークへのリスペクトも忘れないといったシーンもあった。そもそもニュージーランドって大自然のイメージがあるし、暖かそうだし悪い人はいなさそうだ。笑

Liabilityのときには、ステージに腰掛けて長尺のMCで曲のインスピレーションとなった思い出を語っていたのでが、十分に聞き取ることができず、、、思わぬ形で英語の勉強を頑張るキッカケを得た瞬間になった。

彼女の代表曲でもあるRoyalsでは、少女から大人になった彼女の力強さがより際立っていたように感じた。

自身の喜怒哀楽、全ての感情をさらけ出し、憑依してしまったかのように曲に込められた思いを具現化し、ついには靴まで脱ぎだしてしまった。まるでステージと、そして大地と一体化してしまうかのように。

ラストナンバーはもちろんGreen Light!グリーンステージをその名の通りグリーンに染め上げた!未来のヘッドライナー候補が見せつけたポテンシャルの高さは想像以上だった!

 

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Lordeが終わった後は、オレンジカフェでフジロック最後の食事を済ませる。最後にもうひと騒ぎするためにはしっかりと休憩しなければならない。この場所はオアシスエリアと違って人もそこまで多くないので、なんだかゆっくりと休めるのだ。屋根付きのフードコートもあるしね。

 

長くは観られないと分かっていたけど、大盛況だった今年の4月のライブを耳にしていたので、少しでも観ねば、、、とヘブンまでやってきた。素人でも分かるほどのバカテク具合だった。音源は素材でしかないのではないかと思わせるほどに曲がライブで進化していく様はなんとも痛快だった!

 

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最後の最後はメイジャー・レイザーを観てワイワイしようぜ!というのが一緒に行った友人たちとの唯一の決め事みたいな感じであったので、大変名残惜しくヘブンを去る。

それぞれ別の場所からホワイトに集結!フジロック終わっちゃう。。。

 

  • 22:00〜 White Stage Major Lazer 

今年のフジロックの最後を締めるのは、現在のエレクトロ・ダンス・ミュージック・シーンにおける最重要人物であるディプロ率いるMajor Lazer!観るなら最終日の最後だなーと個人的に思っていたが、 見事にバシッと3日目のホワイトトリに決まってくれた。やっぱ最後は何も考えずバカ騒ぎしたいよね。 と意気込んでいたものの、いざ始まると想像以上に頭悪すぎる!笑 これを1時間半続けるの?!という感じ。(本当に続いたw)

前方のモッシュピットの治安が悪くて、徐々に後ろの安全地帯へフェードアウトしてしまったが、この3日間の中でこの時間だけフジロックとは違う異空間に来てしまったと錯覚してしまうくらい異様な雰囲気だった。

前述のように現在のエレクトロ・シーンをリードする存在であるにも関わらず、ライブの現場ではパフォーマンスに振り切る姿勢が見て取れた。お前らまだまだやれんだろーと言わんばかりにBooyahが流れる。笑 楽しいけどしんどいw

終盤にはShape of youからのLean Onの必殺ミックスが投下され、ホワイトは大合唱!外人も多かったけど、本当に外国に来たみたいだった。

 

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終演後にゴミを拾ってください!とのアナウンスがあったけど、あの演出で、Major Lazerで、「ゴミ拾えー!」というのもなんだか場違いな気がした。笑

 

なんだかマーキーでカンパネラがまたおかしなことをやっているぞ!というの何となく察知しながら、しみじみとしていたオアシスでの時間。

 

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まだ帰りたくないのと、Major Lazer楽しかったけど、何となくフジロック最後だった気がしなかったので、延長戦に突入。深夜のゴールドルームのDJセット!

Silhouetteが流れてみんな盛り上がっている!と思って後で聞いたら、自分以外曲全く知らなかったらしいw

しかし、何にせよ、これで帰路につく踏ん切りがついた。

 

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今回はず~~っと雨に降られ続けたフジロックだったけど、それでもやっぱり楽しかった!今年のラインナップは最高だったけど、それでもまだカバーしきれていない部分はある。世界中のフェスでフランク・オーシャンやケンドリック・ラマーなどがヘッドライナーを務める中で、ここ日本では、今のところ、その気配が全くないのは何とも寂しい。来年以降は今年くらいエッジが効いていて、なおかつ旬のアクトが見られるといいな!(高望みしすぎ?)

 

あと何となく一緒について来てくれていたと思っていた友人たちもどんどんフェスを好きになっていっているし、音楽の趣味なども判明しだしたりしていて面白い。来年以降も一緒にフジロックに行ってくれると嬉しいな。それではまた来年。