[2016.4.2]GLIM SPANKY “ワイルド・サイドを行け”ツアー 名古屋 SPADE BOX
「制約」がない
「制約」こそがアートにとって最も大切な要素である
[2016.3.13]MOMOIRO CLOVER Z DOME TREK 2016 Day2 白金の夜明け 京セラドーム
友人に誘われてももクロのドームツアーに行ってきました。
[2016.3.5]The Libertines Live At Ancienne Belgique
[2016.2.17]Chvrches Live At 赤坂BLITZ
グラスゴー出身のエレクトロバンドChvrchesの2年振り東京1夜限りのプレミアム来日ライブを観に行って参りました!!
チケットが売れ切れるのも早かったし、当日の熱量なども見ると、ここ日本でも人気が着々と上がってるな~という印象です。
今年のフジ・サマソニも被りフェスがあったりして、見られなさそうなので今回観にいって正解だったかな!
それではライブレビューへ
整理番号が100番台だったので、もっと前に行く方も可能だったが、少し下がって真ん中の柵付近で観ることに
19時ぴったりにライブはスタート
2曲目のWe Sinkで前方の方のオーディエンスは既に縦揺れ状態で、会場全体で曲に合わせて「セッセッセー」のシンガロングと序盤から既に大盛り上がりだった!
ステージ上で常にローレンちゃんは凄い動き回る。
歌に合わせてヘドバンみたいなのをしたり、クルクルと回ってみせたり、カッコよさとキュートさが同居しているようなステージ上の振る舞いで一瞬たりともステージから目を離せない。
Empty Threatではドラムも叩いたりして、ライブならではの演出も良かった。
曲間のMCでは日本で猫カフェに行ったんだっていう話だったり、お客さんから貰ったお面を披露したりと和やかなムードであった。
このライブのハイライトはなんと言っても、Bury ItからUnder The Tideの流れだろう。
特にUnder The Tideはマーティンボーカル曲でマーティンダンスとも呼ばれるマーティンの激しいパフォーマンスがライブ前から話題だった。
祝!CHVRCHES公演ソールドアウト記念!!キレッキレのマーティン特集。 | Digital Convenience
曲が始まった瞬間、歓声が湧き上がり、サビが始まると、みんな待ってましたと言わんばかりにと踊り始めて会場がひとつになる。
次の日の本人が出演したラジオでも、みんなが踊りすぎてステージ上の機材が倒れそうだったと語るくらいだった!笑
その後はシングル曲連発で場内のテンションは依然と高いまま本編は終了。
アンコールは今までの曲と打って変わって、2ndアルバムの最終曲Afterglowをしっとりと歌い上げる。肩の力がすっと抜けるような感じで聞いててとても心地が良かった。
最後は彼女らの代表曲The Mother We Shareでしっかりと締める。1時半にも満たない演奏時間ではあったけれでも、今の彼女らのすべてが詰まった大満足の内容で静岡から東京まで足を運んできて良かったと思える内容でした!
あと赤坂BLITZは初めて来て、久しぶりのライブハウスだったのもあるけど、低い音から高い音までしっかりと聞こえたし、やっばライブを見るならライブハウスですなって感じです。
Setlist
M1.Never Ending CirclesMY ALBUM OF THE YEAR 2015
第10位 Muse - 「Drones」drones
第9位 GLIM SPANKY - 『SUNRISE JOURNEY』
第8位 Alabama Shakes - 『Sound & Color』
第7位 Noel Gallagher's High Flying Birds - 『Chasing Yesterday』
第6位 Mew - 『+-(plus minus)』
第5位 The Prodigy - 『The Day Is My Enemy』
第4位 Florence + The Machine - 『How Big, How Blue, How Beautiful』
第3位 The Libertines - 『Anthems For Doomed Youth』
第2位 Madeon - 『Adventure』
第1位 Peace - 『World Pleasure』
音楽ストリーミング・サービスに思うあれこれ
今年も残すこと1ヶ月となり、あらゆる音楽雑誌でAlbum of the yearが発表されているように、今年を振り返る時期になりましたね。
ここで私も少し今年の音楽に関することで大きなことは何かと考えてみたら、やはりApple MusicやLINE MUSICに代表されるような音楽のストリーミング・サービスがここ日本でも本格的に始まってきたということが一つの挙げられると思います。
私はApple Musicが始まった当初は、たくさんの曲が聴き放題!という嬉しさよりも、むしろ「こんな余計なことをしなくていいのに…」というようなショックのほうが大きかった気がします。
私は好きなアーティストが新譜を出せば、必ず買うようにしているし、TSUTAYAなどでレンタルしたCDも気に入れば、お金に余裕があるときは物体として欲しくなるような人なんです。
(まずここでCD購入派と音源ダウンロード派に分かれると思いますが…)
そんな性格なので、Apple Musicの新譜も発売日に聴けること(洋楽は基本的にリリースから1年後にレンタル開始)や新旧の膨大な数の音楽が聴き放題という便利なストリーミングサービスは、私にとっては、今まで大切に使われていたのに中学校に入学した途端シャープペンシルに取って代わられた鉛筆と似たような気持ちになってしまうのです。
音楽への愛を示す形として、1番分かりやすいことはお金をかけること(つまりCDを買ったり、ライブへ行くこと)だと思います。
もちろんお金をかけることが音楽がどれほど好きかには比例しないし、それだけが音楽への愛を示す手段であると言っているわけではありません。
しかし、ストリーミング・サービスによって聞く音楽とCDを買って取り込んで聞く音楽では同じ音楽でも思い入れというのは変わってくるような気がします。(え…変わるよね?!?!)
ストリーミング・サービスというのは便利な側面、音楽というものが消耗品として消費されるような危険性もあると思うのです。大事なのは自分がどう聴くかなのですが。
とここまで、否定的なことばかり書いてきましたが、無理やり良い面も考えます。
Apple Musicを例にとると、月額980円、1年間使い続ければ約12,000円にもなります。
CDが2500円ぐらいだとすると、年間に5枚ぐらい買うぐらい音楽業界には貢献しているのです。
今の時代、年間にCDを5枚以上買う人って自分の周りにそう多くはないような気もします。
またアーティストにとってもより自分の音楽を多くの人に聴いてもらえる機会が増えるわけです。
そもそも、こうしたストリーミング・サービスが始まったのも、元を考えればYouTubeなどで音源などいくらでも溢れている状態があったからです。
お金を出してまで音楽を聴かないって人が増えたので、それならばほぼ無料に近い感じで音楽を提供しようという流れになるのは必然な気がします。(アーティストにとっても今はCDで稼ぐ時代ではなくライブなどで稼ぐ時代ですから。)
ではYouTubeよりもApple Musicが優れている点は何か。
例えば、Apple Musicは「❤︎For You」という機能があり、自分のプレイリストのデータから、好みに合わせて自分の知らない新たなアーティストの曲を含んだプレイリストを提案したり、初めて聴くアーティストのときに何から聴けばいいのか?というときに「はじめての◯◯」というプレイリストをすぐ見つけることができます。(これが結構便利!)
とまあ自分も最初に色々と言いつつも、実際にApple Musicを利用しているし、意外とApple Musicを楽しんじゃっている部分も多いです。笑
Apple Musicを使い始めて良かったことは、「気になるアーティストの新譜が聴ける。」
これが自分にとっては全てです。
以前まで、気になっていても買うほどではないかなというアーティストは1年後にレンタルが開始するまで聴けずにいることも多かったのですが、今では発売日に聴くことができます。
しかし、結局好きなアーティストの新譜が出たらCDを買っちゃうからお金はよりかかってしまうのですね。笑
これから新人とかのデビューアルバムを買うことは減るんだろうな~という感じです。
(もちろん良い作品はいずれCDとして欲しいという気持ちはある。笑)
私にとって、音楽のストリーミング・サービスというものの結論を申しますと、
「無ければ良かったことには越さないけど、便利だから使う!!!!」
です!
p.s.
実際周りの友人にストリーミング・サービスのことを尋ねても「それ便利なんですか~?」とかそもそも知らない人も多くて、自分だけが勝手に盛り上がってる問題ではあったのですが。。。笑